キッチンの混合栓から水が漏れるようになりました。水を使っているときには漏れて蛇口を締めれば止まるという状態です。上の写真は止めた後に溜まっていた水が流れてきたもので、この状態以上には漏れませんのでまあいいかとしばらく放っておいたのですが、たまたまメーカーから下のような DM がきましたので、どうしようかと迷いつつも、なんでも自分でやってみるというタイプですので自分で部品を交換してみました。全交...
映画「Arc アーク」を見て、こんな陳腐な(ペコリ)映画になってしまう SFの原作とは一体どういう作品なんだろうと図書館に予約しておいたものがやっと順番が回ってきました。ケン・リュウさんという作家を知りませんでしたのでその興味もあります。あらためて映画を見たのはいつだったんだろうとレビューの日付を見てみましたら、なんと今年の6月25日です。1年くらい前の感覚なのに、まだふた月半です。もの...
新型コロナウイルス感染症が世に広まり始めた昨年2020年当初には「集団免疫」という言葉をよく見かけましたが、それから1年半、やっとそれが証明されるかという今、むしろ「幻想」とか「絶望」という言葉とともに語られるようになっています。集団免疫自然感染による集団免疫を獲得したマナウスワクチンによる集団免疫ワクチン頼みの政策はだめじゃないのか不安な医療体制 政治がダメなら方法はひとつ...
IOCのバッハ会長がオリンピックに対して日本の国民感情が好転していると語り、その理由にテレビの視聴率を上げたそうですが、そりゃ、どのチャンネルを回しても(今は回さないが)オリンピックしかやっていないんだから視聴率は必然的に上がります。それに、これだけ新型コロナウイルスが蔓延していれば、出掛けずにオリンピックを見る人も多いでしょう。www.tokyo-np.co.jpNHKは1チャンネルは通...
村上春樹さんの短編小説『ドライブ・マイ・カー』が濱口竜介監督によって映画化され、現在カンヌ映画祭のコペンティションに出品されています。その小説は『女のいない男たち』という短編集に収録されており、映画を見る前に読んでみました。女のいない男たち (文春文庫)作者:村上春樹文藝春秋Amazon映画は8月20日公開小説「ドライブ・マイ・カー」ネタバレあらすじ チェーホフ「ワ...
映画のレビューサイトを立ち上げていますのでそれなりの本数を見ています。で、映画館でなぜその席を取る?!という理解できないことがありましたので怒りを込めて書いておきます(笑)。某映画館の某スクリーンの客席図です。「I-13, 1-14」「C-6」の席は取れなくなっています。もともと混雑するところが嫌いですし、できるだけゆったり座って観たいので通路側の端っこを取ることが多く、このスクリーンは左...
著者の木俣正剛さんは文藝春秋社に40年間勤められ、その間に『文藝春秋』や『週刊文春』の編集長を担当され、2018年の退社後は岐阜女子大学文化創造学部の教授として教鞭をとられ、現在は同大学の副学長の職にある方です。その木俣さんの文春時代の回想録です。 文春の流儀 (単行本)作者:木俣 正剛中央公論新社Amazon文春砲の内幕本じゃないよ週刊文春はもちろんのこと、文藝春秋で...
昨年2020年の「すばる文学賞」受賞作であり、2020年下半期の「芥川賞」候補作です。その「芥川賞」の受賞作は、宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』でした。コンジュジ (集英社文芸単行本)作者:木崎みつ子集英社Amazon川上未映子さん超絶賛 客観的に語られるイマジナリーフレンド人物に実在感がないリアンとの出会いこの小説がリアンの伝記本のようベラさんのことも知りたい...
今年に入ってからワインに合う魚料理ということでオーブン焼きやアクアパッツァに挑戦しているのですが、アクアパッツァはほぼマスターできたようです(笑)。キーポイントはアサリですね。メバルのアクアパッツァ鯛の切り身のアクアパッツァと新玉ねぎのスープいしもちのオーブン焼きアジのパン粉焼きメバルのアクアパッツァこれは先週の週末に作った最新のアクアパッツァ、メバルです。ハーブが何もなかった...
東谷山は、名古屋市の東の端、瀬戸市との境界にある198mの山です。それでも濃尾平野内のことですので名古屋市最高峰です。数年前に一度登っていますが、今回は別ルートで登ってみました。前回は麓の東谷山フルーツパークから東谷山散策路を登っています。どのコースも名前のとおり登ると言うよりは散策というイメージかと思います。前回は4年前の2月でした。東谷山フルーツパーク&名古屋最高峰東谷山に登る - ...
別ブログで映画のレビューを書いていますが、「娼年」あたりから松坂桃李さんへの注目度が上がっており、「孤狼の血 LEVEL2」公開前に予習をしておこうと「孤狼の血」をDVDで見たところ、何だ、この下品な話(映画)は?! と驚いたものですから原作を読んでみました。原作はいたってまともなエンターテインメント小説でした。孤狼の血 「孤狼の血」シリーズ (角川文庫)作者:柚月裕子発売日: 2...
映画「アンモナイトの目覚め」を見て知ったメアリー・アニングさん、映画でも一応化石収集家として描かれてはいますが、テーマは一貫してレズビアンというセクシュアリティを追った映画になっていました。実在した人物なのにこんな一面的な描き方でいいのかなあと疑問が生まれ、いろいろググっていましたら「メアリー・アニングの冒険」という伝記本があり、なんと! それも翻訳ではなく日本で出版されているものでした。...
ゴールデンウィーク中の5月3日、春日井の西高森山を歩いてきました。実はこの西高森山は昨年の5月31日に一度来たことがあるのですが、緊急事態宣言(すでに解除されていた)の影響で春日井都市緑化植物園や少年自然の家が閉鎖されており、この辺りでほぼ唯一と思われるトイレを使うことができず断念した経緯があるところです。 その時の記事はこちらです。春日井西高森山コース&東谷山フルーツパーク - @...
週に一度するかしないか程度の料理の話ですが、最近は魚一尾を美味しく食べるにはどうしたらいいかと試みています。なかなかうまくいきませんが、オーブン焼きとアクアパッツァをやってみました。イシモチのオーブン焼きメバルのアクアパッツァ新玉ねぎのスープイシモチのオーブン焼きイシモチのオーブン焼きいつの写真かも忘れていますが、日付を見ましたら1月30日でした。オーブン焼きのレシピをいく...
5年前の芥川賞受賞作をなぜ今頃ということなんですが、受賞時、それ以前に「タダイマトビラ」という作品を読んおり、その書き出しには惹きつけるものがありながら、結局、観念世界から一歩も出ることなく、率直なところかなり幼い印象で終わってしまったことからスルーしてしまったということです。で、今回手に取ったのは、ネット記事か何かで村田沙耶香さんが海外でも注目されているという記事を読んだ記憶があり、え?なぜだ...
2021年初さわやかウォーキングは中央線多治見駅です。多治見には何度も来ており、街なかの位置関係もわりとイメージできるようになっています。さわやかウォーキング:TVアニメ&実写「やくならマグカップも」で巡る美濃焼のまち散歩写真(画像)をタップ(クリック)すると高解像度の写真をポップアップ表示します。拡大はピンチアウトしてください。ファイル容量が大きくなりますので通信量にはご注意くだ...
言わずと知れた2020年下半期の芥川賞受賞作です。初回、文藝春秋で読み始めるも挫折、たまたま図書館に予約してあった『かか』を無理かなと思いつつも読み始めたところその才能にびっくり! 再度この『推し、燃ゆ」に挑戦したところ、読み進んでみれば、20年ほど前の同じく芥川賞受賞作『蛇にピアス』金原ひとみさん以来のインパクトでした。推し、燃ゆ作者:宇佐見りん発売日: 2020/09/10メ...
2021年の花見は3年連続で春日井落合公園です。今年は3月27日、やはり1週間早いです。昨年は4月4日、一昨年は4月6日でした。2020春日井落合公園の桜 - @半径とことこ60分落合公園の桜(春日井) - @半径とことこ60分例によって中央線神領駅から落合公園まで徒歩です。約40分です。写真(画像)をタップ(クリック)すると高解像度の写真をポップアップ表示します。拡大はピ...
今年は早くも桜の開花宣言が出ようかという3月中旬(14日)、カタクリの群生地があるという岐阜県可児市の鳩吹山へプチ登山を兼ねて出掛けました。それにしても入学式と結びついていた桜の季節が卒業式に変わってしまいそうです。温暖化の影響なんでしょうか。鳩吹山遊歩道ガイドマップ メインのスマートフォンが故障のため画像はかなり古いiPhoneの 4:3 の写真になってしまいました。それでもク...
映画より小説を読むべき最後の「2016年」の章がこの小説の肝キム・ジヨンの33年間女性が働きやすい国ランキング映画より小説を読むべき半年くらい前に見た映画「82年生まれ、キム・ジヨン」の原作を読みました。リンク先のレビューに書いたことは間違っていなかったです。そのレビューに書いていることは、キム・ジヨンが憑依状態になるまでの過去がエピソードとしてしか描かれておらず、キム・ジヨンの追...