ダンス・ダンス・ダンス (講談社文庫)作者:村上春樹発売日: 2018/08/03メディア: Kindle版 これまで読んだ5作品のどれよりも(物語)小説としての完成度は高い。過去記事を読んで頂かないと意味が分からないとは思うが、「先細り感」「投げ出し感」も全く感じない。長編としてのバランスもいい。発表年が1988年。ウィキペディアによると、1985年「世界の終りと...
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)作者:村上春樹発売日: 2020/12/18メディア: Kindle版 それにしても長い!し、長すぎる!でも、まあ、そこそこいやにならずに読み切ったんだから、何かしら面白さを感じているんだろうと我ながら思う。こうやって、長編ばかり、連続して読んでみると、はまる人の気持ちも分かるし、拒否反応を持つ人の気...
羊をめぐる冒険 (講談社文庫)作者:村上春樹発売日: 2016/07/01メディア: Kindle版 少しばかり偉そうなことを言えば、村上春樹は、この作品で、これからの彼の作風と言えるものをつかんだように思います。いわゆる村上春樹=ファンタジーってやつです。これまで読んだ3冊(風の歌を聴け、1973年のピンボール、ノルウェイの森)は、ほとんど現実感はないとはいえ、それで...
年代順に読もうと思い、それなら次は「羊をめぐる冒険」なのだが、あいにく貸し出し中であり(あった)、先に「ノルウェイの森」を読んだ。ノルウェイの森 (講談社文庫)作者:村上春樹発売日: 2018/12/07メディア: Kindle版 率直に言って、内容にどうこう言うほど感じるところはなかったのだが、いくつか気になることがある。まず、第一章は、一体どうなってしまったのだろ...
1973年のピンボール (講談社文庫)作者:村上春樹発売日: 2016/07/01メディア: Kindle版 風の歌を聴け/村上春樹その後1 - 沈黙する言葉(旧)以降、随分間があいてしまった。すでに図書館への返却期限が過ぎている。今日返しに行こう。で、「1973年のピンボール」だが、ん...どうなんだろう...。30年前の作品を今の視点で語っても意味はないのだが、それ...
風の歌を聴け (講談社文庫)作者:村上春樹発売日: 2016/07/01メディア: Kindle版 芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか - 沈黙する言葉(旧)以後、彼の作品を何冊か図書館に予約しておいたのだが、早速「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」が届いた。あっという間に、するりと読めてしまった。2時間余りだっただろうか。うーん、何だか内容の薄っぺ...
読書にも波がある。たまたま手に取った本でも、一度引き込まれると、その作家のものを全て読もうとしたりする。あいにく、村上春樹はそうはならなかった。が、しかし、この「芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったのか」(市川真人)を読んで、あるいはそうなるかも知れない。実際、すでに図書館に数冊予約した。芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか (幻冬舎新書)作者:市川真人発売日: 2016/09...