平野啓一郎さんの『本心』が石井裕也さんの監督で映画化されると知り読んでみました。「自由死」のある世界…時代設定は2040年代初め、近未来の日本です。主人公の石川朔也は29歳、母子家庭で育ち、母親をなくした半年後から始まります。その時代、「自由死」が合法化されています。「自由死」の合法化ってかなり適当な言葉ですが、実際、小説の中でもそのこと(死において...
キッチンの混合栓から水が漏れるようになりました。水を使っているときには漏れて蛇口を締めれば止まるという状態です。上の写真は止めた後に溜まっていた水が流れてきたもので、この状態以上には漏れませんのでまあいいかとしばらく放っておいたのですが、たまたまメーカーから下のような DM がきましたので、どうしようかと迷いつつも、なんでも自分でやってみるというタイプですので自分で部品を交換してみました。全交...
IH クッキングヒーターが壊れてしまいました。三化工業 SNK というところの製品で、この製品、当初から結構トラブル続きで、使用し始めてから2,3年で一度交換してもらっている曰く付きのシロモノで、数ヶ月前から、メインスイッチを切ってもパイロットランプは消えず、次に使おうとしても電源が入らないという状態になってしまいました。で、数ヶ月前のことですから今となってはどうでもいいことですが、壊れた時点...
昨日10月26日(土)、「ぎふワールド・ローズガーデン」へ行ってきました。2021年までは「花フェスタ記念公園」と呼ばれていた岐阜県の都市公園です。ぎふワールド・ローズガーデン当園は、1995年(平成7年)に開催された花の博覧会「花フェスタ’95ぎふ」の会場を岐阜県が再整備し、1996年(平成8年)4月に再オープンした県営の都市公園です。オープン以降「花フェス...
映画「湖の女たち」を見た際だったと思いますが、その『湖の女たち』だけではなく『国宝』『愛に乱暴』と続けざまに吉田修一さんの小説が映画化されることを知り、しかしながら『愛に乱暴』という著作があることを知らなかったものですから早速読んでみました。愛に乱暴(上)(新潮文庫)吉田修一 (著)形式: Kindle版第 2 巻 (全 2 冊)Amazon昼メロ風ドロドロ愛憎...
INAX(現LIXIL)製のスイッチ付きシャワーヘッドが壊れました。20年になりますので寿命でしょう。スイッチが効かず元で止めるしかなくなりました。その交換の顛末ですが、スイッチ付きはヘッドを外そうとしますと使えなくなりますので要注意です。画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意くだ...
映画「渇水」を見て Amazon でポチっとしたその原作小説です。原作は映画向きじゃないびっくりするくらい短い小説です。原稿用紙100枚くらいじゃないでしょうか。他に「海辺のひかり」と「千年の通夜」の二編が収録されています。映画はその短さにいろんなものを創作して膨らませてあります。いや、膨らませているわけではなく、原作にないエピソードを加えて違うもの...
しばらく前からたまにトイレの水がチョロチョロと流れて止まらないことがあり、夜眠る時には必ず確認するようにしていたのですが、なんと!先日の朝、トイレに入ったら便器にジャージャーと流れっぱなしになっているではありませんか?!瞬時に羽が生えた諭吉さんが頭に浮かび、慌ててレバーを回して新たに水を流し止めたわけです。が、後から思ったのは、本当は止水栓(元栓)を止めて流れっぱなしになった原因を確かめるべき...
暇と退屈の倫理学作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/10/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 13人 クリック: 146回この商品を含むブログ (121件) を見る 新進気鋭なんでしょうか? 1974年生れの40歳ですから、そうでもないですね。最近よく見かけるようになった國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」、なかなか面白かっ...
川上未映子さんの『すべて真夜中の恋人たち』が全米批評家協会賞の最終候補に選ばれたとのニュースを目にし、早速読んでみました。川上さんの著作は『へヴン』と『乳と卵』を読んでいますが、もう6年前です。その後は木崎みつ子さんの『コンジュジ』が2020年のすばる文学賞を受賞したときに、川上さんが選者でありながらハイテンションで大絶賛していることにびっくりしたくらいです。...
言わずと知れた2020年下半期の芥川賞受賞作です。初回、文藝春秋で読み始めるも挫折、たまたま図書館に予約してあった『かか』を無理かなと思いつつも読み始めたところその才能にびっくり! 再度この『推し、燃ゆ」に挑戦したところ、読み進んでみれば、20年ほど前の同じく芥川賞受賞作『蛇にピアス』金原ひとみさん以来のインパクトでした。推し、燃ゆ作者:宇佐見りん発売日: 2020/09/10メ...
先日の3連休の最終日、スポーツの日に今年の9月6日にオープンした「あつたnagAya」へ行ってきました。あつたnagAya「あつたnagAya」は、熱田神宮の最寄り駅である名鉄神宮前駅前につくられた商業施設です。長屋風の平屋の施設です。あつたnagAyaShop Listほぼ全て飲食店ですね。「肆の戸(しのこ)」は...
別サイト「そんなには褒めないよ。映画評」のよく読まれている記事に「こちらあみ子」が上がっていましたので読み直して、その記事の中のこの「今村夏子著『こちらあみ子』感想・レビュー・書評・ネタバレ」のリンクをクリックしてみました「記事が見つかりません」の表示となり、え?! と調べてみましたら、ちょうどはてなブログから WordPress に移した時の記事らしく移し忘れだったようです。以下は、2...
2023年上半期の芥川賞受賞作です。著者が先天性ミオパチーという難病による症候性側弯症を患う重度障害者ということもあるのか、メディアでもかなり取り上げられていますので(いましたので…)芥川賞に興味のない方でも目にされたことがあるのではないかと思います。読書文化のマチズモを憎んでいた……とリードを書いたのは芥川賞受賞後すぐですので、もう1年前になります。なぜか...
2023年下半期芥川賞受賞作『東京都同情塔』です。著者は九段理江さん、先にデビュー作『悪い音楽』が併載された単行本第一作『Schoolgirl』を読んでいます。日本人が日本語を捨てたがっている…その『Schoolgirl』のレビューには「言葉が溢れ出てくるような文章でスピード感」があると書いたのですが、この芥川賞受賞作からも書き始めたら止まらなくなるんじゃな...
新・日本の階級社会 (講談社現代新書)作者: 橋本健二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/01/18メディア: 新書この商品を含むブログ (14件) を見る 厚労省発表の「毎月勤労統計調査」で特別監査委員会が組織的な隠蔽は求められなかったとの検証結果を発表していましたが、10年以上もわかって不正をしていたのに組織的不正じゃないって、どういうこと?「...
2020年上半期の芥川賞受賞作です。やっと読み終わりました(笑)。実は、この『首里の馬』、図書館で借りるのは3度めです。読みづらいとかそういったことではなく、たまたまこの本を読み始めると他に優先的に読まなくてはいけない本が発生して後回しになってしまい、返却日が来てしまうという繰り返しでした。芥川賞にしてはちょっと異質…それだけ、どうしても今読みたいと...
名古屋栄久屋大通公園は南北に走る100m道路の中央部にあるグリーンベルト状の公園でテレビ塔が建っています。その公園が再開発で今年9月18日に「RAYARD Hisaya-odori Park」となりました。RAYARD Hisaya-odori Park文化の日の11月3日、その公園まで4kmほど徒歩で行ってきました。写真をタップ(クリック)すると高解像度の写真をポップアップ表示します。...
初めて「名古屋まつり英傑行列」というものを見ました。第70回名古屋まつり祭りと聞いて心躍るタイプではありませんが、10月も下旬に入る今日20日になってやっと気持ちのよい秋の空気になりましたので、散歩がてら「名古屋まつり英傑行列」を見てきました。名古屋まつり公式サイトからパレードは英傑行列だけかと思っていましたが下のようにたくさんあるんですね。...
さわやかウォーキング:四日市けいりんバンク特別開放と四日市の鉄道・バスグッズマルシェコース近鉄富田駅〜四日市港ポートビル四日市港ポートビル〜四日市競輪場四日市競輪場〜JR四日市駅画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。コース今日のさわやかウォーキングは近鉄「きんてつハイキ...