「借りた私が悪かったです…」で終わってしまった「アナーキー・イン・ザ・JP」の中森明夫さんの話題です。多分「中央公論」掲載拒否!に引っかかったんでしょうね、読んでみましたら、結構興味深く面白かったです。下がリンクです。
REAL-JAPAN » 「中央公論」掲載拒否! 中森明夫の『アナと雪の女王』独自解釈
内容は、「アナと雪の女王」のアナとエルサの関係は、一人の女性の二つの人格との独自解釈から「抑圧された女性性(ジェンダー)」という概念を導き出し、それを現在の社会に当てはめて、松田聖子や松たか子、そして雅子妃殿下を擁護(ちょっと違うかも)しているというものです。
掲載拒否については全く経緯が分かりませんので、あるいは今は表に出ていない理由があるのかも知れませんが、もし内容が問題であるのなら、雅子さんのくだり以外にはないでしょう。
でも、この程度の内容で掲載拒否ってあり得ますかね?
で、それは置いておいて、読んで面白かったというのは「アナ雪」の解釈です。
実は、私「アナ雪」を見ていません。というより、見ることはないでしょうし、ディズニーの映画を見ることも多分ないのではと思います。映画は好きで、そこそこ見ていますので、もうひとつのブログ「沈黙する言葉」に感想を書いたりしています。
そんな映画を見ていない私が、中森明夫氏のこの解釈を読んで、もう映画そのものを見たような気になってしまうくらい分かりやすい映画なんだろうということが面白かったということです。
これだけヒットしているわけですから、他にもいろいろな解釈があるんだろうとは思いますが…。