本当に、高村副総裁は、この記事のように「あり得ないから書いていない」と言ったのでしょうか? 他のニュースを見ても、この言葉は見当たらないので、どうなんだろうと思う記事ではあるのですが…。
リンクが消えそうですので引用しておきます。
自民党の高村正彦副総裁は九日、松江市内であった党島根県連の会合で講演し、安全保障関連法案をめぐり、核兵器の輸送も法文上は排除しないとの中谷元・防衛相の答弁に関し「核弾頭を運ばないことは日本人の常識。排除規定はないが、あり得ないから(法律に)書いていない」と説明した。
高村氏は中谷氏に国会で質問した野党に対し「追及する人もあり得ないと分かっていて聞いている。あり得ない無意味な議論で不安をかき立てるのはやめてもらいたい」と批判した。
この言葉が事実だとしての話ですが、確か、安保法制の憲法違反論議の中で、砂川判決には個別とも集団とも書かれていないから、自衛権=集団的自衛権は合憲だと言っていたはずです。
これですね。
完全に、自己矛盾をきたしています。
安保法制合憲派の憲法学者にも「憲法には集団的自衛権を認めないとは書いてないから合憲だ」みたいな発言をしている人がいたように思います。
はっきりしたソースが見つかりませんが、百地章 日本大学教授、これですね。