何年も前のことですが、ロープウェイで御在所に登ってはみたものの、一面の霧で視界数メートルという残念なことがありました。仕方ないので早々に降りて近くの蒼滝というところへ行ったことがあります。
水が蒼々としていて随分良いところだった記憶がありますので、日帰りにはちょうどいいかと出掛けてみました。
名古屋から湯の山温泉駅まで、近鉄電車でおよそ1時間、そこからバスに乗り換えます。運転手さんは湯の山温泉まで7分位とアナウンスされており、ひとつ手前のバス停が「蒼滝口」とありましたので、行けるかもと降りてみました。
残念ながら、予想通り、というのはネットで蒼滝駐車場からは行けないらしいことが書かれていましたが、やはり行けないと看板が出ていました。
今調べてみましたら、「蒼滝 現在の状況について | 湯の山温泉公式ホームページ|湯の山温泉協会」とちゃんと書かれていました。
仕方ないので、地図の赤丸くらいまで10分くらいでしょうか、坂道を徒歩ですすみ、「裏登山道」と書かれている脇道に入り、かなりの段数の階段を降りますと滝の音が聞こえてきます。赤丸あたりから10分くらいでしょうか、「蒼滝」がありました。
残念ながら、やはり滝壺はなく、それにあまり涼しくはありませんでしたが、ほとんど人が来ることもなく、2,3時間ゆっくり読書が出来ました。
元々の滝はといいますと、こちらのサイトで2006年当時の豊かな水をたたえた滝が紹介されています。すでに9年もたっているわけですから、菰野町も修復するつもりはないということなのでしょう。残念ですね。