ますます戦前化がすすむ安倍政権=共産党は破防法調査対象との答弁書を閣議決定、ってなぜ今?

何だか無茶苦茶違和感がありますね。

なぜ今こんなことを閣議決定するんでしょう?

政府答弁書:「共産は破防法調査対象」…閣議決定 – 毎日新聞

 
夏の参議院選は、衆参同日選の可能性が高くなってきていますが、仮に共産党が独自候補を立てず野党統一候補を押した場合、多分、自民党+公明党(?)+おおさか維新で改憲発議のための3分の2の議席は確保できないでしょう。

そうした参議院選対策、野党統一候補阻止の意図は見え透いでいるのですが、それにしてもやり方があからさまです。もともと安倍~菅ラインは権力主義的で排他主義的ですが、それにしても相当危険領域に入っています。

権力が高圧的なった時、そして、それに対して国民(大衆)が声を上げなくなった時、それはつい70年前まで経験したことです。

戦後、一般大衆は戦争の犠牲者のような語られ方がされていますが、最も好戦的だったのは一般大衆だったという話もあります。

敵をつくり、人間の好戦性を煽って、求心力を高める。

使い古された手法ですが、よほど気をつけていないとつい引きずり込まれてしまいます。