避暑地?=赤沢自然休養林

「赤沢自然休養林」へ行ってきました。涼しかったです。名古屋より10度位は気温が低いのではないでしょうか。

木曽ヒノキの産地です。ヒノキの天然林もある(ありました)ところで、もともとは尾張藩の直轄地として林業が栄えたようですが、現在は休養林として、森林浴や森林鉄道の運行など観光地としてそこそこ名のしれた所だと思います。

赤沢自然休養林 総合案内

電車ですと、中央線上松駅からバスで30分です。ただあまり本数もありませんし、電車との接続がよくありませんので、ほとんど車で行かれる方が多いようです。

上松駅到着

夏季期間や土曜日、休日には「ナイスホリデー木曽路」という快速があり、名古屋から上松まで2時間です。

そういえば、途中、車掌さんが観光バスのような「寝覚の床」の紹介アナウンスをやっていました。

無人駅のようですが、駅員さんが右の部屋の中にいます。ただ、電車が着いても出てくるわけでもなく、「切符はこの箱の中に」と書いてあります。委託なのかもしれませんね。

観光案内所でバスの往復きっぷを買いました。2,000円でした。

駅前は閑散としています。地方都市はどこでもこんな感じでしょう。バスの出発時間まで45分位ありましたのでとことこしてみました。上の写真の正面になりますが、下の写真の鳥居がありましたので登ってみましたら、中部北陸自然歩道になっていました。写真を撮り忘れたのですが、路地風でいい感じでしたので時間を持て余すこともなく過ごせました。

バスの乗客は他に1人だけ

赤沢自然休養林

到着です。今は林野庁中部森林管理局管轄の国有林ですね。

こんな感じで散策路が8コースあります。地図は上は麓で、下が森林鉄道の終点になっています。

川が自然のプールになっており、家族連れで賑わっていました。

水がきれいですね。足を浸していますと痛さを感じるくらい冷たかったです。

ヒノキの仲間には、ネズコ、アスナロ、サワラがありなかなか見分けにくそうです。

ヒノキの天然林です。

森林鉄道の終点に古くなった貨車が放置されており、廃墟っぽくていい感じですね。

ふれあいの道、森林鉄道

鉄道沿いの「ふれあいの道」は板敷きの遊歩道になっており、川沿いでもありますので気持よく森林浴ができます。

木立をぬって森林鉄道が走っています。

透き通った川の水。

昼食時間を含め2時間ほど歩いてバス停に戻ってきました。吊橋の向こうが出発したバス停です。バスの出発時間まで木陰で一服です。

暑い都会へ帰ります 

写真は到着時に撮った上松駅です。「ナイスホリデー木曽路」は上りもあり、バスとの接続時間が3分ほどでしたので間に合うかと心配だったのですが、無事乗ることができました。

ということで、赤沢自然休養林、暑い都会の中エアコンの下で涼んでいるよりはるかに気持ち良いちょっとした「避暑地」の気分でした。

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