昨日26日から臨時国会が開かれており、安倍首相の所信表明演説で、安倍首相に促され自民党議員が立ち上がって拍手を送ったらしいです。
こちら YouTube に動画がありますが、これですと議場がどうなっているのか分かりませんし、拍手自体は他の場面でも起きていますので、自民党議員たちがどういう立ち方をしたのかよく分かりません。
記事にあるように、もし「一斉に立ち上がって拍手を送った」のであれば、示し合わせているのでしょうし、徐々にであれば、一部安倍周辺の議員が示し合わせ、それにつられる、あるいは立たざるを得ない威圧を感じて立ち上がったということでしょう。
仮に、全員が示し合わせているとしたら、もう日本は終わっていますし、自民党内に立たざるを得ないプレッシャーがあるとしたら、日本は終わりの始まりにいるということになります。
安倍晋三は何を見ているんでしょうね?
まさか、自分を金正恩に重ね合わしているということはないでしょうから、好意的に考えて、オバマさん(だけではなくアメリカ的なという意味)が会場の拍手万雷に囲まれている風景をイメージしているのかも知れません。
議事進行上のことはともかく、透けて見える意図が問題ですよね。
現場では夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊員の諸君が任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って任務をまっとうする、その彼らに対し、今この場所から、心から敬意を表そうではありませんか。
もともと安倍晋三は、日米同盟は血の同盟であり、自衛隊員も血を流してなんぼと言っていますので、その発言自体に驚きはないのですが、なぜ、今、ここで、この行為を意図的に行ったかが問題です。
多分、安保法制の「駆けつけ警護」ですね。南スーダンの PKO 部隊にその任務を付加しようとしていますし、実際にやるでしょう。
安倍晋三は、すでに自衛隊員の死を想定しています。