このブログ、最近は、やたら政治ネタが多くなってきてしまいました。ブログタイトル「@半径とことこ60分」に合わなくなってきていますので、そろそろ別ブログに分けようかなと思い始めているところです。
で、自民党総裁の任期延長が具体的になってきているようです。上の引用の表をみますと、任期を延長しようとするのは、当然ながら党勢に勢いがあり、総裁本人の人気が高い時期ですね。
確かに、安倍政権の支持率は高いですし、安倍首相本人の国民的人気も(なんとなく)高いようです。自民党内の支持といいますか、当然議員個々は自分の議員生命を維持したい気持ちが一番でしょうから、安倍支持はわからないでもないですが、国民の立場からして、あの言動や立ち振舞をみて、なぜ人気があるのかよく分からないです。まあ、人それぞれですのでどうこう言ってもしかたがありません。
ただ、この任期延長の件、自民党内のことだからと放っておいていいことではないように思います。こんな記事がありました。
河野元衆院議長「任期延長は次の総裁から適用すべき」と主張
BSフジの「PRIME NEWS」で任期延長は、安倍首相の次の総裁から適用すべきだと主張した。河野洋平元衆院議長は「今のルールで相撲をとっているのに、自分で自分の土俵を後ろに広げていてはフェアではない。任期を決めるなら次の人からの任期を今決めないとだめ」と話した。河野洋平元衆議院議長は、4日、BSフジ「プライムニュース」に出演し、自民党総裁の任期延長は、安倍首相の次の総裁から適用すべきだとの考えを示した。河野氏は「一番力がある人の任期を任期中に延ばすのはフェアじゃない。自分で自分の任期を決めるのはやるべきではない」と強調した。
もっともな考え方です。
ヒトラーが合法的に全権力を掌握したというのは有名な話ですし、プーチンさんも、自分が大統領の時に憲法(だったと思う)を変えてまで返り咲き、で、やっていることと言えば、ウクライナやシリアです。
野田聖子氏や石破茂氏が小さい声ながらも異議を唱え始めていますが、自分の地位や基盤を失うことを恐れながらでしょうから、多分このままいくのでしょう。
嘆いても始まりませんが、先日の国会での拍手総立ち事件と言い、やはり日本は終わりの始まり、いや中盤くらいには来ているようです。