ネタとしては相当遅れた話ですので今更ですが、キュレーションメディアって、結局まとめサイトのことなんですね。キュレーションなんて、カッコよすぎるのが、そもそも胡散臭いということでしょうか。
閉鎖されたサイトのどれひとつとして見たことはありませんのでどうこう言えませんが、Yahoo!ニュースや SmartNews もそのジャンルらしく、使っている者としてはそれほどひどいものだとは思えませんけどどうなんでしょう?
ただ、そうしたニュースまとめサイトを見ていて感じるのは、産経のニュースが非常に多いということで、これじゃネトウヨも増えるわけだ(笑)と思うくらいです。
で、ふと思い出しました。佐野研二郎さん。その後どうしているんでしょう?
「キュレーション」とは、
IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。(コトバンク)
という意味であるなら、佐野研二郎さんのデザインは、キュレーションデザインと言ってもいいですね。
ネット上に転がっている様々なデザイン、だけではなく、様々な情報をつなぎ合わせて「新しいデザイン」を生み出したということです。
審査員始め業界人に評価が高かったのは単に H堂の威光だけではないでしょう。切り口が新しいんですよ。過去のオリンピックのエンブレムを見てみますと、五輪の五色や輪とか人とかをモチーフにしたものが多いですね。
で、佐野研二郎さんは、そこに企業ロゴデザインのセンスを持ち込んだんでしょう。
今更どうでもいいか!?
それにしても、オリジナルなものが難しい時代になりました。