東京新聞:満蒙開拓団 封印された「性接待」:特報(TOKYO Web)
今朝の中日新聞(東京新聞は2日?)に「満蒙開拓 虐げられた女性」「ソ連兵へ性接待、重い口開く被害者」という特集記事が掲載されています。
有料の記事ですので、引用は公開されているリードだけです。
戦前、旧満州国(現中国東北部)に国策として送り出され、敗戦後の逃避行で大勢の犠牲者を出した「満蒙(まんもう)開拓団」。そこには敗戦直後、開拓団を守るためとして、ソ連兵に対する「性接待」を強いられた若い女性たちがいた。この事実は開拓団員の引き揚げ後も長く封印され続けてきた。しかし、少なからずの被害者が亡くなり、残る女性たちも高齢となった。そうした女性たちが最近、重い口を開き始めた。 (佐藤大)
現在89歳の女性が2年くらい前からつらい記憶をA4ノートに綴り始めたそうです。
その女性は、戦前満蒙開拓団として満州に渡り、敗戦後、ソ連兵への「性接待」を強いられたということです。当時17歳です。
「性接待」を強いられたということは、つまり開拓団の幹部からという意味です。
開拓団の幹部がソ連軍の収奪や強姦を恐れたのではないかと思いますが、集団自決か人身御供的な性接待かと選択を迫ったのかも知れません。
「奥さんたちには頼めんでね、あんたら独身だけ、どうか頼む」
開拓団の共有施設の一室には、ずらりと布団が並べられていた。交代でソ連兵の相手をさせられた。
別の女性の証言。
開拓団の係の方に『きょうはあんた出番だで、すまんけど出てくれ』と頼まれた。
読むのもつらいのですが、今の日本がどういう時代を経てきているのか、何を知っていて何を知らないのか、自ら進んで知ろうとしなければいけないですね。
こういう事実を知っていれば、
こんなことは言えませんよ。