「東京都の小池百合子知事が、都立横網町(よこあみちょう)公園(墨田区)で九月一日に営まれる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断った」とのことです。
中日新聞は二面でしたが、東京新聞は一面トップだったようです。
小池都知事、朝鮮人大虐殺の追悼文断ったって!今朝の東京新聞一面に怒り沸騰。レイシストの本性露わ。 pic.twitter.com/CcdReJ5Qtq
— 太安萬侶 (@onoyasumaro) 2017年8月23日
東京新聞:関東大震災の朝鮮人虐殺 小池都知事が追悼文断る:社会(TOKYO Web)
記事は、続けて「例年、市民団体で構成する主催者の実行委員会が要請し、歴代知事は応じてきた。小池氏も昨年は送付していたが方針転換した。」
小池百合子氏が本性を現し始めたということでしょう。
これまでの言動を見ていれば、小池百合子氏の政治的な志向は、ほぼ安倍晋三氏と一致していますし、つい最近の言動で言えば、豊洲移転問題での「AI 発言」に見られるように、「私が決める」という権力志向の強さはかなり危険です。
それに、選挙用の顔として一時的に代表に就任し、大勝すればあっさりと代表を野田数氏に戻すということもやっています。
この野田数(かずさ)氏というのがすごい人物で、一言でいえば極右ということになるのでしょうが、2012年の都議会で「日本国憲法は無効であり大日本帝国憲法が現存する」との請願に賛成しています。
今回の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼文」の件も、かねがね「在日朝鮮人組織への支援を一切絶て」と主張していますから、おそらく野田氏も絡んでの決定でしょう。
この野田氏、現職は、小池都知事の特別秘書という肩書で、これ特別職の公務員で給与は1410万円です。
影の実力者を狙っているんでしょう。
多分、安倍晋三支持層と小池百合子支持層は裏で結びついていると思います。
これからもいろんなことが起きそうです。