あっという間に冬に入ってしまった2025年ですが、12月の上旬、まだ紅葉も大丈夫だろうと白鳥庭園に出掛けました。
JR東海道線熱田駅〜白鳥庭園マップ
JR東海道線の熱田駅から徒歩で向かいます。約20分です。地下鉄熱田神宮西駅からのほうが近いですね。

GoogleMap では候補としては出ないルートですが、熱田神宮西駅のある交差点から西に50mくらい行きますと細い路地があります。そこの写真です。いい感じですね。

堀川にかかる御陵橋、この辺りの堀川は比較的水量もありきれいです。橋の向こうは名古屋国際会議場、足場で覆われていますので工事中ですね。

周辺の散策マップがありました。

北門から入ります。
白鳥庭園北門〜宮の渡し広場〜正門


北門入ってすぐの「くすのき橋」


池に浮かべられた灯籠、夜になれば明かりがつき幻想的な雰囲気になるのでしょう。

雪吊り、これも夜になるとライトアップされます。その向こうに見えるのは清羽亭だったと思います。

常夜灯とある辺りから清羽亭と雪吊り

ツワブキ(石蕗)が咲いていました。

正門入ってすぐにある「覗き」という造園技法、庭園の外にある風景を庭園の一部として取り込むという借景の技法ということです。国際会議場が見えるはずですが、見えるのはマンションですね(笑)。クリックして拡大してみてください。
北門からなんとなくぶらぶらと歩いてきましたらほぼ一直線に正門まで来てしまいました。
正門〜築山方面の紅葉

北門から英傑島、清羽亭の横を通り、芝生広場を左に見て正門まで来てしまったようです。

再び、正門から清羽亭方面に戻ります。

やっと紅葉です。写真では色がうまく出ていませんね。

築山(御嶽山)に入り、以下数枚同じように紅葉、紅葉、紅葉です。






築山〜竹林

椿の可憐な花、「赤椿咲きし真下へ落ちにけり(加藤暁台)」


竹林もなかなかのものです。

游濱亭あたりからの清羽亭

庭園をぐるりと回ってまもなく北門、再び雪吊りです。
ということで白鳥庭園の2025年の紅葉でした。
白鳥庭園〜白鳥古墳〜宮きしめん

帰りもほぼ同じコースを歩きますが、白鳥古墳に寄ってみました。


6世紀初頭に築造されたと考えられている前方後円墳で、法持寺のすぐ隣に位置、白鳥公園に隣接する。かつては法持寺が管理していたが、1876年(明治9年)からは熱田神宮に、戦後は名古屋市に管理が移された。
墳丘には須恵質の円筒埴輪が巡らされていた。また、かつては墳丘の東側から北西側にかけて幅10メートルほどの周濠があったと推定されるが、現在では確認できない状態となっている。
天保8年(1837年)8月14日の台風の際に陵上の樹が倒れて内部の石室が露出。『尾張名所図会』附録2巻によれば、石室は全長約3.7メートル、全幅1.2-1.5メートル、深さ1.5-1.8メートルの石垣組みで、5枚の蓋石によって覆われていたという。
(ウィキペディア)

古墳の隣りにある「白鳥山法持寺」、曹洞宗のお寺です。
「1957年(昭和32年)から30年間、大相撲名古屋場所の際の三保ヶ関部屋の宿舎として使用され、境内には横綱北の湖の石碑や土俵の跡などがある(ウィキペディア)」らしいです。
知っていれば見に行ったのに…。

お昼になりましたので某所で宮きしめんの定食をいただき、帰りました。