安保法制強行採決の翌々日なのに、「新国立競技場の計画白紙」ですっかり飛んでしまいました。さて、安倍くんにとって、どちらが致命傷となるのでしょう?下心見え見え…「新国立」見直しは安保強行採決の目くらまし|日刊ゲンダイまあ、この記事の通りだとは思いますが、それにしても、つい1,2週間前には、「民主党政権が決めたことだ」とか「見直す予定はない」とか言っていたように思うのですが、このタイミングを見計ら...
今や安倍くんの頭の中は、60年安保時、祖父岸信介と共に自宅に籠城した記憶(確か自著にそう書かれていた)がよみがえり、かなりの高揚感に満ちていることでしょう。彼は、今の日本の繁栄(かどうかは置いておいて)は、国会を包囲されるほどの反対を押し切ってまで安保改定を成し遂げた祖父のおかげだと思い込んでいます。成立過程も、岸信介にならって、強行採決→60日ルールによる再可決(60年安保は自然成立)の道、...
安保法制の中央公聴会での木村草太首都大学東京准教授と自民党今津寛議員とのやりとりがニュースで流れていました。今津議員が安保法制を隣の家の家事にたとえ、「普段お世話になっている隣の家が火事になったら、助けにいきますよね。町内会みんな火消しにいっている時に、家訓だからといって隣の火事を消しにいかないというのは私は解せないと思うのですが…」なんて、木村さんに質問したそうです。その動画がありました。 ...
はてぶのお知らせメールにこんなのがありましたので読んでみましたら、何だこれ!?状態です。<a href="http://togetter.com/li/838857" data-mce-href="http://togetter.com/li/838857">「じゃあカンヌのお金誰が出したの?」「お答えできません」</a&...
全く盛り上がらない自衛隊の文官統制の話題です。【ミスリードではない!!】「文官統制」廃止へ法案 制服組、立場対等に - @半径とことこ60分上の記事の中で「素人のような大臣」と書きましたが、今の防衛大臣中谷元氏は元自衛官なんですね。ウィキによると防衛大学を出て陸上自衛隊に四年、二等陸尉で退官らしいです。一応将校ですね。それにしても、いい加減、自衛隊とか自衛官とか言わないで、軍隊、軍人さんと言...
今や大手メディアでは忘れ去られてしまった話題の曽野綾子氏アパルトヘイト肯定発言ですが、斉藤環氏の寄稿と(別記事)アンケートが流れていたので、一言。まずはアンケート。アパルトヘイト発言?の曽野綾子問題で緊急アンケート、あなたは理解できますか? - エキサイトニュース(1/2)「理解できる部分はある」が42・33%って、ホントかい!? ネタ元の「週プレNEWS」って何かなあと思いましたら、「週刊...
21日に流れた「防衛省が文官統制を撤廃する法案の提出を考えている」という記事に対してミスリードではないかというツイートが流れているようですが、これはミスリードでもなんでもないでしょう。【ミスリードに要注意!!】防衛省が「文民統制」ではなく「文官統制」の撤廃【ややこし過ぎ】確かに「シビリアンコントロール」と言われる「文民統制」を直接的に廃止しようということでありませんが、シビリアンコントロールが効...
なぜ安倍くんは、「日本を取り戻す」とか「美しい日本」とか、戦前の国体思想回帰を叫びつつアメリカに媚びを売ろうとするのか不思議で仕方がなかったのですが、この本を読んですっきりしました。永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)作者: 白井聡出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2013/03/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (31件) を見る ひ...
後藤さんの死が安倍くんに利用されています。<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000024-reut-asia" data-mce-href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000024-reut-asia">人質殺害犯に法の裁き、自衛隊の邦人救出に意欲...
伊勢崎賢治さんの「日本人は人を殺しに行くのか」の中に、安倍晋三くんが軍事同盟というのは血の同盟であって、日本人も血を流さなければアメリカと対等な関係にはなれないなどと言っているとのくだりがあり、まさかいくらなんでもそんな時代錯誤なことはないだろうと「この国を守る決意」を読んでみましたら、確かにありました(笑)。この本、岡崎久彦さんとの共著となっており、二人の対談を編集者がまとめたものでは...
日本では報道の扱いも小さくなっているようですが、ヨーロッパはほぼ戦争状態に見えます。ベルギー、武装の2人殺害「テロ計画」拠点捜査:朝日新聞デジタル ベルギー、武装の2人殺害 「テロ計画」拠点捜査:朝日新聞デジタル大規模なサイバー攻撃も行われているようです。フランス:2万サイトにサイバー攻撃過激派支持者か フランス:2万サイトにサイバー攻撃 過激派支持者か - 毎日新聞で、11日にパリで...
フランスの週刊誌「シャルリー・エブド」がさらに挑発的な特別号を出すらしいです。イスラム教徒にとっては予言者ムハンマドを描くことさえ宗教的禁忌である上に、風刺画ともなればさらに侮辱されたと考えるのは当然なのではないでしょうか。時事ドットコム:特別号、表紙はムハンマド=25カ国で300万部発行−仏週刊紙もちろん「言論の自由」「表現の自由」は当然の権利であり侵されてはいけないものだと思います。ただ...
「武装解除 -紛争屋が見た世界」に続き、伊勢崎賢治さんの現在の考えを知りたくて読んでみました。日本人は人を殺しに行くのか 戦場からの集団的自衛権入門 (朝日新書)作者: 伊勢崎賢治出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/10/10メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 言っちゃなんですが、タイトル付けが下手ですね。せっかくいい本なのにも...
逮捕って本当なのでしょうかね? ちょっとばかり理解に苦しみますし、流れている映像が集団リンチみたいでいやですね。ナッツ・リターン問題大韓航空前副社長らに逮捕状請求ところで、なぜ飛行機を引き返した機長の判断は問われないのでしょうか? その飛行機の責任者である機長が一乗客、たとえ上司であっても飛行機の中では一乗客だと思いますが、その乗客の指示に従っているわけですから、こちらの方が問題じゃないでし...
東京駅開業100周年記念Suica発売騒動は結局希望者全員に販売で決着しそうです。これはこれで問題は出そうですが、そんなことは興味がないのでどうでもよく、ちらりと思ったのは、あれ、日本人って民度が高く整然と並ぶんじゃなかったんでしたっけ?東京駅記念スイカ:一転、希望者全員に…販売時期は未定 - 毎日新聞日本はすごい! 世界で活躍する日本人!みたいな番組を垂れ流し、隣国の悪いところばかり取り上げ...
前記事「入れたい人がいないと言っていないで、この際入れたくない人以外に入れた方が良くはないか」に「在特会と記念写真を撮ったあの女もあの男も」と書いた「在特会」は「ネオナチ集団 NSJAP 山田一成」の誤りでした。高市早苗はいかにして“ネオナチ”と出会ったか──「行動する保守」の源流 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラこの記事の三ページ目にある「当時自民党東京都連の広報部長であった小粥義雄の書...
「入れたい人がいない」確かにそう思います。国会議員でさえ日々 twitter や facebook で自分自身をさらけ出すわけですから、今さら議員に幻想など抱いていないとはいえ、なんだオレよりバカじゃんとか性格悪そうとか思うのも当たり前で、どうせあの失言、実は失言ではない男も、自分の顔写真をワインラベルにして「私自身、分からないことが多すぎる」とのたまうあの女も、在特会と記念写真を撮ったあの女も...
二、三日前に「馬々と人間たち」(リンク先音注意!)を見て、もうひとつのブログに感想を書いたのですが、movieimpressions.com今ググっていたら、「藤原帰一の映画愛」という、毎日新聞の連載ものなんでしょうか、11月4日と少し古い記事がなんですが、邦題に文句を言っている記事があり笑ってしまいました(笑)。藤原氏が言うには、原題が「Hross í oss」(英題:Of Horses...
この本を読み終えたところで偶然「SYNODOS」の記事を目にし、結構興味深かったので、下のリンクに先ほど書いたところです。SYNODOS「伊勢崎賢治×伊藤剛」が面白い!一年前の記事がなぜ再掲載されているか分からないが… - @半径とことこ60分ただ、興味深く感じたことの多くは伊藤剛さんの発言でしたが…。伊勢崎賢治さんという方を初めて目にしたのは某テレビ番組ですが、イラクに関する発言ですごい存...
ちょうど伊勢崎賢治さんの「武装解除 紛争屋が見た世界」を読み終えたところですので、この記事が目にとまりました。なぜ戦争はセクシーで、平和はぼんやりしているのか――戦争とプロパガンダの間に / 伊勢崎賢治×伊藤剛 | SYNODOS -シノドス-元々は 2013年11月16日に収録され、ちょうど一年前くらいに掲載された記事のようですが、何らかの理由で再掲載されたようです。興味深いことがいくつか...