昨年に続き、今年も三重県いなべ市の「鳴谷山 聖宝寺(めいこくさん しょうぼうじ)」へ紅葉を見に出かけました。
近鉄富田駅、名古屋から30分くらいです。降りたホームから正面の地下道をくぐり左側のホームに三岐鉄道があります。
地下道を渡ったホーム、西藤原行きの電車が待っています。
車窓からの田園風景、きれいですね。
東藤原駅だったと思いますが、太平洋セメントの工場があり、正面の山はセメントの材料を切り出された跡でしょうか?
終点の西藤原駅、駅舎が SLを模したデザインになっています。
昨年に比べて随分乗客が多いなあと思いましたら、近鉄主催のハイキングツアーが行われていました。
西藤原駅から聖宝寺に向かう道筋には「もみじまつり」の幟が立っています。一本道ですので迷うことはありません。
駅からの一本道を左に入り聖宝寺に向かいます。正面の鳥居は麓の「鳴谷神社」です。
写真はありませんが、ちょうど写真を撮っている辺りの交差点の空き地で地元の方たちが直販のお店を出してみえます。柿を買いました。
「鳴谷神社」辺りの楓、紅葉はまだまだですね。
約300段の階段、結構きついです。
階段を登りきったところに鱒でしょうか、養殖場があります。
200円の協力金を支払い聖宝寺に入ります。
昨日からが「もみじまつり」のようですが、まだまだですね。見頃は来週くらいでしょうか。
境内は庭園になっています。
「逆さもみじ」きれいに写っていますが、如何せん、紅葉がまだまだです。
楓(でいいのかな?)は緑もきれいですね。
庭園から階段を下りて右に入りますと「鳴谷滝」があります。
ゆっくり散策して20,30分、境内に入る前に、昨年同様昼食を予約しておきましたので「もみじ庵」という会場でお昼をいただきます。
もみじ祭り 平成三十年 | 聖宝寺 三重県いなべ市 桑名・四日市近く
美味しそうにはみえますが、昨年は配膳が陶器の器でしたが今年はプラスチックの容器でした。残念ですね。下が昨年のものです。
三重県いなべ市鳴谷山『聖宝寺』へ行ってきました! – @半径とことこ60分
それに、入口で受付をされているおじさんが、「この昼食は今年で最後、来年はやらない」とおっしゃっていました。これまた残念ですね。大変なんでしょうね。
こんなふうに外を見ながら食べられます。ただ、見られるのは庭園というわけではなく、正面の池はマスの養殖場です。
これは結構色づいていました。300段の階段の途中だったと思います。
ということで帰路についたのですが、行きの途中でちょっと気にはなったのですが素通りしてきた「山のバザール」というイベントに寄ってみました。
場所は小学校の校舎と体育館なんですが、「旧西藤原小学校」とあります。ちらっとググったところでは合併して廃校(でいいのかな?)になったようです。
で、中に入ってみましたら、かなり賑わっていましたのでびっくりしました。それに、むちゃアジアンチックでした。
シタールの生演奏も行われていました。
電車の時間があり、逃しますと1時間待ちになってしまいますので、残念ながらざっと一回りするだけに終わってしまいました。
で、このイベントが何なのか調べてみましたら、いなべ市の地域活性化事業のひとつのようです。
総務省の補助金事業ですかね?
駅前の案内図です。藤原岳、素人でも登れるのか調べてみましょう。
ホームから富田方面、電車を待ちます。
途中の保々駅です。運転手さんの交代やらでしばらく停車していましたので、下りて撮った写真、車両区です。車両もたくさんありますし、結構立派な(?)車両区です。この三岐鉄道、割と本数も多いですし、ローカル路線とはいいながら、日常的に活用されている路線のようです。ちなみにふたつある鏡の左側には今乗ってきた電車が偶然写っています。
近鉄富田駅、三岐鉄道を降り、向かいのホームで名古屋行の電車を待ちます。
で、ふと、なぜ三岐鉄道? と思い、調べてみましたら、やはり三重県と岐阜県を結ぶ目的だったようで、結んでいないということは挫折したんでしょうか?
ウィキペディアからです。
社名は、かつて三重県と岐阜県(関ケ原)を結ぶことを目的としていたことに由来する。三岐鉄道の筆頭株主は太平洋セメントである。鉄道事業はかねてよりセメント輸送が主力であったが、現在では地域住民や行楽の足として旅客輸送の比重も上がって来ている。営業路線は長らく三岐線および近鉄連絡線のみであったが、2003年(平成15年)に近畿日本鉄道(近鉄)から北勢線を譲受して運行している。(ウィキペディア)
ということで、少し物足りない紅葉ではありましたが、まだまだ暖かく気持ちの良い一日でした。