国際芸術祭あいち2022 STILL ALIVE 有松会場

秋分の日からの3連休の一日、有松会場へ行ってきました。台風一過のとてもいい天気なんですが暑いです!

画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。

有松会場

有松は名古屋から名鉄名古屋本線で20分くらい、旧東海道の町並みの雰囲気を残した町です。

改札を出ますと正面に「まずはインフォメーションへ」とあります。

ペデストリアンデッキ(風?)になっています。改札から左に出ましたが、右側は商業施設のイオンにつながっていました。それにしてもいい天気です。このところ台風などで雨が多かったので久しぶりに青空を見たような気がします。

ミット・ジャイイン

ミット・ジャイイン

上はインフォメーションの軒先「リボン状の絵画《ピープルズ・ウォール(人々の壁)2022》」布にペイントしリボン状に切断してあるのでしょう。下はそのリボンと

本芸術祭の会期中73日間、毎日数点ずつ、計365点の小さな作品を観客に無償で提供し、その写真をSNSにアップしてもらう「1000回のカレンダー」

の写真のようです。

この「リボン状の絵画」は他にも数か所で展示されています。

プリンツ・ゴラーム、ガブリエル・オロスコ

次の展示場の「武田家住宅」、

竹田家は、有松絞の開祖竹田庄九郎の後裔で300年以上の伝統を持ち、有松における代表的家系の一つです。

http://www.arimatsunomachi.com/machiya.html

プリンツ・ゴラーム

作品は仮面です。

ガブリエル・オロスコ

6尺の寸角に「養生テープ、マスキングテープなど、工業用のカラフルなテープで幾何学的な形が描かれて」いるということのようです。

掛け軸は「大理石から多様な円形を掘り出した彫刻」らしいです。下は「タクシー運転手から譲り受けたインク確認用ノートパッド上のドローイング」らしいです。

やたら「らしい」となるのは確信が持てないからです。説明文を読めばいいのですが、どこにあるのかわかりません。写真ではそこそこ明るく見えますが、部屋は暗いです。落ち着いて鑑賞する雰囲気ではないですね。

竹田家住宅の塀、築地塀でしょうか。かなりの敷地です。

タニヤ・ルキン・リンクレイター、AKI INOMATA、ユキ・キハラ

タニヤ・ルキン・リンクレイター

AKI INOMATA

ミノガの羽をモチーフに絞り染めで制作された団扇が蛾の羽のように展示されています。

「有松・鳴海絞りで蓑をつくったミノムシが小枝についた状態で展示」されているらしんですが、実際にミノムシがいたんでしょうか。ん……。どうなんですかね、こういうの。

ユキ・キハラ

ん……。

ミット・ジャイイン、イワニ・スケース

ミット・ジャイイン

これは上のふたりの作家の作品が展示されていた「岡家住宅」です。軒先にはミット・ジャイインさんの「リボン状の絵画」があります。

同じく「リボン状の絵画」、手前の建物はゲストハウス「MADO」かも知れません。向こうは「安藤家住宅」です。

古い町並みから北に向かい、名鉄電車の踏切を渡ります。ロケ地になりそうですね。

イワニ・スケース

ガラスの作品です。

有松駅から古い町並み南東方面、イー・イラン

川沿いに一旦有松駅に戻り、踏切を渡り、再び旧東海道の古い町並みを南東方面に入ります。

「服部家住宅」漆喰の白壁となまこ壁が美しいですね。

いきなりですがお昼です。以前来たときと同じように寿限無茶屋でおろしうどんをいただきました。前回は梅おろしだったんですが今回は秋ナスおろしうどんにしました。素揚げのナスがきれいでした。

イー・イラン

ん……。

最後の「リボン状の絵画」です。

整備されていますのであまり雰囲気はありませんが町中の小川(用水路かも?)に柳、いい感じではあります。すぐ先が有松駅です。

昼食込みで約2時間、国際芸術祭あいち2022有松会場でした。

作品がちょっとさみしい会場でした。それに、ボランティアさんがとてもていねいに、段差があります、気をつけて、危ないです、などなど休みなく注意喚起や指示をされますので、何事もなく安全に鑑賞できました、って、まあわからないでもないですし、そうしろとの指示もあるのでしょうが、大人ですからね、むやみに作品をどうこうすることもありませんし、仮に自分自身がつまづいたとしても主催者の責任だなんて言わないですけどね(笑)。

芸術祭ですからね…。