恵那〜明智鉄道〜日本大正村〜明智城址(白鷹城)

今年は暖かい冬ですが、ここ2,3日は冬らしい寒さになっています。祭日の2月11日、恵那の日本大正村へ出かけました。

名古屋から JR中央線で恵那までは約1時間、恵那からは明智鉄道です。

明智鉄道恵那駅、JRの恵那駅とホームは隣り合わせですが一旦改札を出て入り直します。

大正村の「麒麟がくる」大河ドラマ館の入場券がついたフリーきっぷが往復の運賃1,380円と同料金でしたので購入しました。

明智鉄道のホーム、左の柵の向こうが JR恵那駅のホームです。定期券の利用者などは改札を出る必要はなく移動できるようです。

車内です。1輌のワンマンカーです。8割くらいの乗客でした。

極楽駅のホーム。

岩村駅、10人くらいの乗客が降りていきました。岩村城址へ行くのでしょうか。

[公式]岩村町観光協会ホームページ

明智駅に着きましたら、ちょうど「麒麟がくる」のラッピング列車が入れ替わりで車庫から出てきました。

2輌編成になっており、こちらは昼食付きの列車のようです。

こちらは一般車両なんでしょうが、内部もラッピングされています。

明智駅です。祭日なのに意外と人出は少ない印象です。

公益財団法人日本大正村

さて、どこへ向かいましょう? 大正村は幾度も来ていますし、さわやかウォーキングでも歩いていますが、これといった印象がありません。

とりあえず向かったのは、明智駅から正面真っ直ぐ5分ほど歩いた「八王子神社」、すごい急な階段がありました。

明智領主、遠山氏累代の墓所がありました。見ていないのでわかりませんが「麒麟がくる」にも出てくるのでしょうか?

八王子神社の裏手に「明智光秀公御霊廟」なるものがありました。

さらに「明智光秀公出生地」の碑まであります。生誕や幼少期のことは資料がないと思いますのでどういう経緯のものなんでしょう?

いったん、駅近くの大正村広場まで下りて「大正浪漫亭」で昼ご飯です。こんなものにまで「明智光秀」って、これじゃ大正村じゃないですね。

散策です。「大正路地」

「遠山桜」 何なんでしょう? 遠山の金さん?

「うかれ横丁」

「南北街道」

「南北街道」と「中馬街道」の交差点。

「大正村資料館(旧銀行蔵)」

「大正村役場」

「大正ロマン館」

ここに大河ドラマ館があるようです。

何じゃこれ? 

大正ロマン館じゃなくて、すっかり戦国時代館になっています(笑)。

大正ロマン館の裏の「旧三宅家」、工事中で中へは入れませんでした。

ここから「白鷹城址」へ向かいます。

予想に反して、結構距離も勾配もあるところで、さらに帰りの列車の時間もあり急ぎ登りましたので息が切れました。

「白鷹城本丸跡」

当時どうであったのかわかりませんが、現在は見晴らしはよくありません。

ということで、列車の時間もあり急いで下りました。予定の時間は13:54、その次は15:16と1時間半近くも待つことになりますので逃すわけにはいきません。ここ大正村でこれ以上の1時間半は持ちません(ペコリ).

で、なんとか時間に間に合い、ここはすでに恵那駅、JR中央線です。

ということで、大正ロマンの跡かたもなく、すっかり「麒麟がくる」の戦国ロマン(があればですが)になってしまった日本大正村の一日でした。