【佐野エンブレム】企業ロゴでもあるまいし、なぜ「T」にこだわる!? 白紙撤回のXデーは安保再可決の翌日!

東京オリンピックのエンブレムがえらいことになっていますね。国立競技場と一緒で迷走に次ぐ迷走状態のようです。

と思って、Googleニュースを見てみましたら、この「佐野原案を公表」はあまり一般紙やテレビでは報じていないのでしょうか? ハフィントンポストから引用しておきました。

http://i.huffpost.com/gen/3353250/original.jpg

で、問題の原案、修正案、決定版の経緯が上の画像なんですが、んー、人のセンスの善し悪しなど、どうこう言ったところで始まりませんが、正直、この原案のセンス、決定版よりさらに悪いですね(笑)。

それに、これ、「微修正」じゃないですよね。色の組み合わせは同じですが、考え方がまるで変わっています。原案には、「大きな円」の発想はないですから、佐野氏が会見で言っていた、亀倉雄策氏のデザインへのリスペクト云々というのは、後付けのプレゼン用コメントということになります。右下の赤丸はバランスを崩しているわけですから、取って付けただけで、これでリスペクトというのはちょっと無理でしょう。

パクリ疑惑の件で言えば、たとえ原案は似ていないとしても、決定版が似ているのなら、パクリ疑惑否定の材料にはならないでしょう。組織委員会、パニクってますね。

で、思うのですが、企業ロゴでもあるまいし、なぜオリンピックのロゴなのに「T」にこだわるんでしょうか? Tokyo の「T」なら、下に大きく「Tokyo」とあるじゃないですか。

何か言っていましたね。「Team」「Tomorrow」の意味もあるとか。

ないでしょう。それは広告代理店が企業向けに使うプレゼントークの一種です。もしそれを意図するのなら、「チーム」「トゥモロー」を想起させるデザインを考えるべきです。

企業ロゴでも、東京都運動会のロゴでもなく、オリンピックのロゴでしょう。テーマはオリンピック憲章からとるべきです。

スポーツをすることは人権の 1 つである。 すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。 オリンピック精神においては友情、 連帯、 フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。

http://www.joc.or.jp/olympism/charter/pdf/olympiccharter2013.pdf

エンブレム白紙撤回のXデーは、安保法案再可決の翌日か!?

また安倍くんが利用しそうです。