伊勢に出掛けました。
正月三が日は混み合うだろうと思い、昨日17日、日曜日のことです。
名古屋からですと近鉄を使われる方が多いかと思いますが、JR東海の企画切符に「伊勢路フリーきっぷ」という乗車券に6,000円分のタクシー&食事券がついたものがあり、結構重宝しています。列車は一時間に一本「快速みえ」があり、所要時間も1時間半と近鉄と比べてもほどんど変わりません。
「快速みえ」は、関西線~伊勢鉄道~紀勢線~参宮線と渡り継いでいきます。途中非電化線がありディーゼル車ですのでホームでは多少排気の臭いがします。
伊勢鉄道は、第三セクターで運営されており、ご多分に漏れず赤字経営らしく、先日、三重県と関係市町が28年度までの事業費の内10億円を支援すると新聞に出ていました。
伊勢市駅に到着です。駅前も整備されて年々変わっていきます。
この写真ですと、人の波が引くまでしばらく待ちましたのでさほど混み合っていないように見えますが、快速みえも満員でしたし、三が日かと思うくらいの人出でした。10年位前は三が日でも外宮への参道は人がまばらでしたが、混み合うのが嫌でこの日にしたのに先が思いやられるスタートです。
外宮への参道です。商店街も力を入れているのか年々お店も増えていきます。
外宮の拝殿です。伊勢市駅から徒歩10分位でしょうか。思ったよりも混み合っていなかったです。
2013年の式年遷宮によって社殿が隣へ移った跡地です。20年後にまたここへ移すということなんでしょうね。
別宮の多賀宮です。
外宮での参拝を終え、内宮への移動はタクシーです。乗り込みますと運転手さんから「〇〇が観光バスで大渋滞ですので〇〇経由で行きますね」と、〇〇は地名だったかと思いますので聞き取れませんでしたが、以前も迂回したことがありすぐに理解できましたので了解しました。
運転手さんによりますと、一月いっぱいは観光バスの数がすごいらしいです。確かに、「宇治浦田」の交差点手前700mくらいまできましたら車が数珠つながりです。どうなることかと思っていましたら、「宇治浦田」の交差点から内宮までは規制されておりスムーズに入ることができました。写真を取ればよかったのですが、500mくらいの道路一車線がまるで観光バスの駐車場のようになっていました。
よかった、よかった、内宮参拝の前に腹ごしらえをと「おかげ横丁」でタクシー下車です。いつもよりやや高めの2,250円、チケットで支払いました。
「伊勢路フリーきっぷ」のタクシーチケット6,000円のうち、2,000円分は食事&タクシー共用チケットですので、おかげ横丁の「豚捨」という伊勢肉専門店で牛丼とコロッケ&大根サラダをいただきました。
牛丼です。写真はあまり美味しそうに写せなかったので申し訳ないのですが、やや濃い目の味で美味しかったです。コロッケも美味しかったです。
三が日でもないのに、なに、この混み具合!?
おかげ横丁の混み具合もすごかったのですが、参道へ出てびっくりです! 三が日よりも人が多いです! 拝殿までたどり着けるのでしょうか?
写真では人の多さが伝わりませんね。(経験では)拝殿まで1時間を覚悟しました。
ところがです! 意外にもスイスイなんでよ!
どういうことなんでしょう? 道路の渋滞と同じで、三が日は年明けを待って参拝する人の渋滞がそのまま途切れずに続くからなんでしょうか?
なにはともかくホッとしました。
別宮の荒祭宮です。
内宮参拝を終え、二見浦へ移動です。実は、タクシーの運転手さんから、参拝の順序は、二見興玉神社~外宮~月夜見宮~倭姫宮~月讀宮~(もう一ヶ所あったような…)~内宮と聞いたのですが、すでに手遅れですので、予定通りの移動です。
残りのチケットではやや不足でしたが、内宮から二見浦まで3,850円でした。
運転手さんが、夏至の頃には夫婦岩の間から日の出が見られ、冬至の頃には月が登ると教えてくれました。写真が看板にしてありましたので撮ってきました。
天気予報では寒くなるかと思っていたのですが、海も穏やかで暖かく感じました。ただ、昼くらいまでは晴れていたのですが、夜は雨との予報ですので、さすがに曇ってきました。
参道から二見興玉神社、夫婦岩を越えていきますと「お土産パラダイス?」がありました(笑)。
中は、おみやげ屋さん、真珠屋さん、海産物屋さんなどがあり、こちらも観光バスの団体さんで思いのほか賑わっていました。
このお土産パラダイスは「シーパラダイス」と同じ施設内です。
「ベビースターラーメン」で有名な「おやつカンパニー」のブースがありました。三重県津市の会社だからですね。
「赤福」のお店がありましたのでぜんざいをいただきました。520円でした。
二見浦駅、「夫婦岩」を模しているんですね。無人駅です。
ホームからの風景はのどかでいい感じでした。
ちょっとした日帰り旅行、伊勢への旅でした。