安倍昭恵さんの奇妙な行動を知ったのは、2,3年前だったと思いますが、安倍政権が東北沿岸に築こうとしている巨大防波堤を批判的視点から視察したという報道を見た時です。
それ以降も、反原発、反安保などの言動を繰り返しているらしいのですが、この6日には、安倍政権が米軍ヘリパッド建設を強行しようとしている高江に「何が起きているか確かめたかった」と突然現れたようです。
安倍首相夫人、突然の沖縄・高江訪問 「何が起きているか確かめたかった」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
詳しい経緯は IWJ が記事にしています。
人の心の中など分かりようがありませんが、Facebook の投稿を読んだりした想像で言えば、本人に作為はなさそうで「自分の目で確かめたい」という気持ちに嘘はないのでしょう。ただ、批判的な意見の多くで言われているように「そんな立場か!?」との怒りも当然ですし、現時点では、夫安倍晋三氏は、妻昭恵さんのこうした行動が自分にいいように働いていると認識しているからこそ許しているのだと思います。
要は能天気なんです。
参議院選での島尻安伊子応援演説の動画を見ますと、そのことがよく分かります。
この応援演説、完全に思考停止しています。
単純なことでしょう。夫婦であっても、それぞれ考えも違えば政治的信条も異なるのは当たり前です。
もし、夫安倍晋三と考え方が違うのであれば、「頼まれた」からと言って自民党議員の応援演説などせず、あるいはファーストレディーなどというポジションに甘んじず、断固断ればいいのです。
もちろん、それを許さない周囲の圧力は想像できないくらい強いのだと思います。
でも、昭恵さんの様々な行動が自らの信念に基づくものであるなら、そろそろ本気で行動されたらどうでしょう? せめて「瑞穂の國記念小學院」の名誉校長はやめたらどうですか?
そうすれば絶対世の中変わりますよ。
安倍政権がいう「女性活躍社会」が、まやかしの「女性利用社会」ではなく、真の「女性活躍社会」に。