日本政府が、普天間の大規模補修工事を来年から始めると決めたそうです。
普天間って運用停止にするんじゃないの!?
政府が沖縄に約束している普天間の運用停止の期限は、2019年の2月です。もう2年とちょっとしかありません。
その飛行場の補修工事に数百億円、工期は2~3年とありますから、運用停止した後も工事することになってしまいます。これ、どう考えても、
辺野古移設を認めなければ、普天間はそのままですよ。
との恫喝としか考えられません。
そもそも日本政府は、普天間の運用停止について、アメリカと交渉さえしていないという報道もありますし、結局、仲井真前沖縄知事に辺野古移設を認めさせれば、運用停止の期限などどうにでもなるとの二枚舌だったということでしょう。
解決方法はひとつしかありません。
沖縄の基地問題を日本全体のこととして皆で考えることです。そうすれば、おのずと論点は日本の安全保障や憲法の問題へと広がり、他人ごとのような意識ではいられなくなるはずです。