三連休の中日(昨日のこと)、適当なウォーキングもなく、ぶらぶらと散歩がてら小牧にあるメナード美術館へ出掛けました。今日は風も冷たく、かなり寒いです。昨日は東京でも積雪するしないのと天気予報が結構うるさいです(笑)。
名古屋の地下鉄平安通駅から犬山を結ぶ名鉄小牧線の小牧駅です。小牧線はもともと平安通のひとつ小牧よりの上飯田駅まででしたが、2003年(のよう)に平安通まで延長されて地下鉄に接続し便利になっています。
駅前広場、11時20分です。整備されてきれいになっています。
駅ビルに観光案内所がありましたのでメナード美術館以外に何か見どころはないかと尋ねてみましたら、小牧山が一押しとのこと、次は…あまりなさそうな感じでした。
駅前のメイン通り、通りの正面に小牧山のお城風の建物が見えています。
徒歩15分くらいでメナード美術館です。
こじんまりといい感じの美術館です。「空の情景」という切り口による所蔵品の企画展をやっていました。通常入場料は900円ですが、何か空の写真を見せれば団体割引金額の700円になるという「空割」ということをやっていましたので、スマホで空の写っている写真を見せました。
「空」という切り口がいいかどうかは別にして、最初が「空を想う土」との括りで陶芸作品を展示していたのには驚きました。続いて、印象派から日本画まで多様な作品が「空が表す場所」「夜空の色、うかぶ形、そして夜明け」「四季を映す空」の括りで各展示室に展示されています。
美術館自体は、1500点あまりの美術品を所蔵しているとのことです。
最初、この建物が目に入り、これ?と思いましたら、これは別館で休憩所のようになっていました。
鑑賞一時間くらいでしょうか、お腹も空いてきましたので、ネットで調べたお店を目指します。
途中、山車の保管庫がありました。「秋葉祭」というものがあるんですね。8月第三土日、暑い盛りですね。
小牧高校のグランド(左)を大きくまわります。
「キッチン天の川」、洋食屋さんです。いまネットを見たら立派なホームページがあります。
キッチン天の川|愛知県小牧市の洋食、ハンバーグなら「キッチン天の川」。ランチ、ディナーに。
ファミリー向けのフレンドリーな落ち着けるお店です。写真の右半分は柱の鏡に映っている店内です。
「当店おすすめ☆デミグラスハンバーグ&カニクリームコロッケ(キャベツのマリネ・スープ・ライス付)¥1380」をたのみましたら、それぞれ別プレートで出てきました。盛り付けにもシェフのこだわりが出ています。どちらも美味しかったです。
こちらは「オムライス&カニクリームコロッケ(キャベツのマリネ・スープ付)¥1380」
ちょっと食べすぎた感じで、小牧山に向かいます。
北側の「搦手口」から入ります。
小牧山の全体像はこんな感じで、北側になる写真の上側から入り(登り)ました。そもそも小牧山とは、織田信長が美濃攻めの拠点として築城したとされる小牧城があったところです。
濃尾平野の独立峰である小牧山に築城された城で、織田信長が美濃攻めを終えるまでの4年間しか使用されなかった。このため、急造の砦に近いものと想像されていたが、近年の発掘調査の結果で、城郭を取り巻く三重の石垣(三段の石垣で一番下の段は腰巻石垣)が発見された。そして城の南部の発掘調査では、小牧山築城によって移転してきた住民によって営まれた町割も発見された。(ウィキペディア)
こんな感じの緩やかな登り道になっています。
上にウィキペディアから引用した発掘調査のことが書かれています。
頂上のお城風「小牧市歴史館」です。びっくりしたのは意外にも人出の多さで、写真はできるだけ人物が入らないように撮りますのでこうなりますが、結構賑わっているんですよ。
入場料は100円です。
写真は撮っちゃいけなかったようです。気づかずに撮ってしまった2枚、小牧城の想像上の模型と町割りを現在の空撮写真に当てはめたものです。
4階の展望台から名古屋駅の高層ビル群が見えます。
正面遠くの小山がおそらく金華山でしょう。信長もこうやって虎視眈々と美濃取りを狙っていたんでしょうかね。
歴史館から。結構人がいるでしょ。
どこから下ればどこに出るのかの表示がなくやや迷いましたが、これが地図の「大手道」ということなんでしょうか。
小牧山の裾野を流れる「合瀬川」、木津用水とも呼ばれる人工の農業用水らしいです。
駅に向かう途中にあったベトナムの食材店、最近はベトナムの若者を多く見かけるようになりました。おそらく技能実習生なんでしょう。
この写真を撮ったのが4時20分、何もない街だろう(ペコリ)と思っていた小牧ですが、結局5時間くらい楽しめたということになります。
ということで、6kmちょっと歩いてきました。