天下取り家康公のルーツをめぐる岡崎ゴールデンコース

一昨日の土曜日、久しぶりの岡崎を歩いてきました。岡崎と言えば家康、ましてや今は「どうする家康」ですので「岡崎ゴールデンコース」です…って何?

画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。

岡崎大門駅〜大樹寺

スタートは愛知環状鉄道大門駅です。愛知環状鉄道は東海道線のJR岡崎駅から豊田、瀬戸を経て中央線のJR高蔵寺までをつなぐ路線で第三セクターの運営です。

成り立ちをウィキペディアで読みますと結構おもしろいです。時代の変遷による紆余曲折から過去がみえてきます。第三セクター路線としては約11,408人/日(2017年度)の輸送密度は最高だそうです。話がどんどん広がりますが、輸送密度というのは単純な人数じゃなく、

輸送密度(平均通過人員)=(路線の一定期間内の旅客輸送人キロ)÷(路線の営業キロ)÷(営業日数)

ウィキペディア

だそうです。難しい計算ですね。

いい天気です。暖かくなると聞いていましたので薄い上着で来たのですが、意外に風が冷たいです。

ゴールデンコースのひとつ目「大樹寺」が見えてきました。

桶狭間の戦いで今川が破れた後、家康(元康)は一旦この大樹寺に入り、その後岡崎城に向かったというお寺です。その後、徳川氏(松平氏)の菩提寺でなり、歴代当主の墓や歴代将軍の位牌が安置されているそうです。

立派な本堂でした。

多宝塔です。国の重要文化財です。大樹寺には創建当時の建物は残っておらず、この多宝塔が1535年建立で最古のものだそうです。

室町末期の様式と書かれています。クリックして拡大すれば文字が読めます。

大樹寺〜伊賀八幡宮

今日はこんな感じでずっと街歩きです。

伊賀八幡宮です。池の蓮が枯れたままになっています。水も抜いてあります。春先に葉が出ると思いますがどうするんでしょうね。

「随身門」拝殿も含め国の需要文化財です。松平氏の氏神として伊賀の国から移されたものということで伊賀八幡宮というようです。

門の隣に「さざれ石」が置かれていました。さざれ石が巌になったってやつです。奥に見えるのは拝殿です。

朱の神橋から南に長い参道が続いています。先に鳥居が見えます。

伊賀八幡宮〜松應寺〜籠田公園

再び同じような町(当たりまえか…)を歩き松應寺に向かいます。

ああ、思い出しました。来たことがあります。狭い路地の中のお寺です。名古屋の大須の万松寺みたいな感じです。

1560年(永禄3年)、徳川家康が父松平広忠菩提のため、隣誉月光を開山として本寺を創建した。手植えの松が緑深く、東方に伸長するのを見て家康は「我が祈念に應ずる松なり」と言ったという。ここから「松應寺」と名付けられた。

ウィキペディア

というお寺です。

写真ではなかなか伝わりにくいのですが、横丁の雰囲気でお店もたくさんありますしいいところです。秋には「松應寺横丁にぎわい市」というお祭りもあるようですが、新型コロナウイルスの影響でしばらくお休みだったのでしょうか。今年は実施されるでしょう。

岡崎の中心街に出てきたようです。

「籠田公園」マップ上では一般的な街なかの公園かと思いましたが、コンセプチュアルな都市公園のようです。

よくわかりませんが「QURUWA」がコンセプトだそうです。

籠田公園から乙川に向かって道路が公園の雰囲気になっています。木を使い高低差がつけられています。バリアフリーになっていました?

籠田公園〜六所神社〜岡崎城〜中岡崎駅

乙川を渡ります。街なかを川が流れているのはいいですね。

名鉄の東岡崎駅です。

「六所神社」

六所神社というのはたくさんありますね。なんでも「六柱の神」を祀っている神社ということらしいです(間違っているかも知れません)。神道は基本よろず神ですので自然神ということでしょう(間違っているかも)。

乙川に戻ります。岡崎城が見えます。

「岡崎城」大河ドラマ館がありますので結構人も多いです。ドラマ館にはたくさん並んでいました。

岡崎城から北に抜けて国道1号線です。

愛知環状鉄道中岡崎駅、ゴールです。

約10.1km、お昼込みで約3時間のウォーキングでした。