さわやかウォーキング、今日は東海道本線美濃赤坂駅です。電車の時間を調べようと乗換案内に美濃赤坂を入れますと大垣で乗り換えになります。え? 東海道本線でしょ? 岐阜から米原までは特急列車以外はすべて各駅停車のはずでしょ。と思いましたら、大垣から美濃赤坂支線という東海道本線の支線があるんだそうです。へー。
コースとマップ
「坂道を登った先に広がる絶景を求めて!」って、わざわざ坂道云々って怖いですね(笑)。
美濃赤坂駅〜大塚1号墳
美濃赤坂駅到着です。ホームから駅舎に向かうところですが結構参加者が多いです。列車も2両でしたし狭いですのでそう見えるだけかもしれません。
ところで大垣駅でのこと、名古屋からの快速を降り、乗り換えですので一旦階段を上がり他のホームへ行くんだろうと階段を上がり始めたんですが、リュックを背負った人が何人か階段を素通りしていきますので、ん?と思い、階段を降りてその方向を見てみましたら、遠いところに2両くらいの列車が停まっています。なんと! 同じホームのかなり遠いところに美濃赤坂支線のホームがあるということのようです。車掌さん、案内してよ、と思いました(笑)。
美濃赤坂駅の駅舎です。
こんな支線があるということはなにか工場の積み出し駅ですね。結局、今調べたところでは石灰石のようです。
美濃赤坂駅は、岐阜県大垣市赤坂町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・西濃鉄道の駅である。JR東海・JR貨物の東海道本線支線(通称:美濃赤坂支線)、西濃鉄道の市橋線(貨物線)が乗り入れる。付近の金生山から石灰石が産出されるため、その輸送のための貨物列車が1日3便発着する。ただし、旅客列車では終着駅である。(ウィキペディア)
駅前はもう住宅街です。
え? こんなとこ、入っていいの?
これ、公道? 畑の中なんですけど。
廃線があります。
National Land Image Information (Color Aerial Photographs), created by Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, distributed by Geospatial Information Authority of Japan, Attribution, via Wikimedia Commons
画像の昼飯線ですね。市橋線も昼飯線も西濃鉄道の貨物線ということのようです。市橋線は今でも美濃赤坂の先の乙女坂駅まで運行しているとあるのですが、GoogleMapを見ても線路は美濃赤坂で終わっていますのでどういうことかと思いましたら、それは旅客線のマークで貨物線はぐーと拡大しないと見えてきません。拡大しますとたしかに乙女坂まで線路が表示されています。
なお、このウォーキングの最後に美濃赤坂から乙女坂に向かう貨物を見ることになります。
「大塚1号墳」削り取られて小さくなっていますが本来は20m四方の方墳ということです。総数5基の大塚古墳群の一つで、3基は消滅しているそうです。
昼飯大塚古墳〜子安神社
昼飯大塚古墳(ひるいおおつかこふん)は、岐阜県大垣市昼飯町にある古墳。形状は前方後円墳。不破古墳群を構成する古墳の1つ。国の史跡に指定されている。岐阜県では最大規模の古墳で、4世紀末(古墳時代中期初頭)頃の築造と推定される。(ウィキペディア)
前方後円の形がよくわかります。大垣市のサイトには空撮がありもっとよくわかります。
三つの棺が埋葬されていたとあります。このあたりの豪族の墓なんでしょう。どういう関係の3人なんでしょうね。
後円から前方を見ていますので関ヶ原方面です。
旧中山道ということなんですが、まったく面影はありません。
関ケ原まで10kmくらいです。
「子安神社」
子安神社〜金生山明星輪寺
さて、坂です。どんなんでしょう。
金生山化石館、子安神社からここまで約5分、300mとありますが結構きつかったです。ウォーキングのスタッフの方がまだまだですからゆっくり登ってくださいとお茶や水を配っていらっしゃいました。お茶をいただきました。
ワオッ!
東ですので岐阜方面です。遠くの一番右の山は金華山かもしれません。頂上に岐阜城らしきものが見えます。画像をクリックしますとオリジナル画像を表示しますので拡大できます。
写真では伝わりませんがかなりきついです。まだまだです。
やっと明星輪寺の表示が見えてきました。でも山門じゃないですのでまだでしょう。
山門です。化石館から約10分でした。800mくらいのようです。
「鳩の声身に入みわたる岩戸哉」
奥の細道の旅を終え、大垣滞在中に明星輪寺を訪れて詠んだ句のようです。
こちらは木造地蔵菩薩半跏像が安置されている子安子守地蔵堂です(だと思いますが…)。国の重要文化財です。
本堂です。
金生山明星輪寺〜赤坂宿本陣跡
金生山から東方面、やはり金華山らしき山が見えます。
下りは下りできついものがあります。
金生山から石灰石を採掘する工場でしょう。
再び旧中山道に下りてきました。相変わらず面影はありません。
赤坂宿本陣跡、砂地の広場になっています。かろうじて石碑があるだけです。
赤坂宿本陣跡〜ゴール美濃赤坂駅
これが西濃鉄道の市橋線、美濃赤坂駅から現存している乙女坂駅に向かう貨物列車です。
西濃鉄道のDE10 1251という機関車です。
美濃赤坂駅ゴール間近、乗る予定の11時51分発の列車が停まっています。
美濃赤坂駅、これからスタートする人がいるようです。
11時51分発大垣行きの臨時列車です。
距離は約5.4km、約1時間20分のウォーキング、しかし、あの坂を考えますと1.5倍くらいの疲労度、消費度、という感じです。