2025岐阜城楽市、岐阜公園、繊維問屋街

岐阜公園に「岐阜城楽市」というものがオープンしたことを知り、連休の中日の昨日5月5日に出かけてみました。

JR岐阜駅〜岐阜城楽市

まずは恒例となっている(笑)岐阜駅ペデストリアンデッキからの金ピカ信長像です。画像をクリックしますと拡大します。

画像は乗車後のバスの中ですが、いつも乗る12番のバス停に行きましたらすごい行列ができていてびっくり! です。岐阜公園には11番のバスでも行けることを知っていましたので時刻表をみましたら5分後とあり、並んでいる人も4人でしたので画像のように座ることが出来たということです。12番には係員の方がいてこのバスが到着した際に11番でも行けますと案内されたものですからどっと人が流れてきてまたたく間にギュウギュウ詰めになったということです。

岐阜公園には正月恒例の金華山登山やさわやかウォーキングで来る程度ですが、こんな人出を見たのは初めてです。

で、「岐阜城楽市」ですが、なんのことはないショッピングモールの飲食店街みたいなものでした。

三重塔、織田信長居館跡

ロープウェイで上りますと左手に真っ赤な三重塔が見えます。公園からは目立つところにありませんので気にはなってもそれっきりになってしまう三重塔、初めて下まで行ってみました。

大正天皇の即位の記念事業として大正6年(1917年)に建立されたものとのことです。寺院とは関係なく建てられることがあるんですね。

さすがにこの時期ですので緑が濃いいです。絶好の行楽日和、公園内いたるところにレジャーマットを広げて弁当を食べている家族連れがいました。岐阜駅でおにぎりでも買ってくればよかったです。

織田信長居館跡。メタバース岐阜城なんてものがあり、その中にバーチャルで当時の居館を再現したものがあります。でもかえってわかりにくいです。

pdfの資料もあります。2008年のものですがこちらのほうがよくわかります。

三重塔辺りから見下ろした織田信長居館跡。

日中友好庭園、御手洗池(みたらしいけ)

公園から北に歩道橋を渡りますと「日中友好庭園」があります。ここも岐阜公園ということなんでしょう。岐阜市は中国杭州市と友好都市です。

杭州市は世界遺産の西湖がある人口1400万人の大都市です。こんな映画があります。

2022年7月に行われた「岐阜市・杭州市日中不再戦碑文交換60周年記念式典」の際に植樹された牡丹とのことです。一輪だけ咲いていました。

「中日両国人民世世代代友好下去」の碑。

昭和37(1962)年、岐阜新聞社社長を団長とする訪問団が杭州市を訪問、岐阜市長と杭州市長の平和と友好の碑文が交換され、翌年、「日中不再戦」の碑が杭州市内柳浪聞鴬公園に、「中日両国人民世世代代友好下去(中日両国人民は子々孫々にわたって仲良くやっていきましょう)」の碑が岐阜公園にそれぞれ建てられました。
友好都市提携の経緯

日中友好庭園の西北角に建つ「杭州門」、拡大しますと左端の説明文を読めます。友好都市提携10周年を記念して杭州市から贈られたものとのことです。

庭園に隣接して「御手洗池」と滝があります。え?! こんなところに滝が! と思うくらい立派な滝でした。

長良川鵜飼

公園の北には「岐阜市鵜飼観光船造船所」があります。今知ったのですが、市営の造船所らしく見学もできるようです。塀の上から龍がこちらを覗いています。鵜飼船や観覧船にはあんなものはついていませんのでなんでしょう。

この建物のすぐ裏が長良川になっていますので、多分直接停泊場に出られるのでしょう。

と思い、GoogleMap のストリートビューで見てみましたらたしかに停泊場がすぐ裏にありました。また過去の写真にもありました。下は2023年1月2日に金華山に登った際に河原町に寄ったときの写真です。

2023/01/2、長良橋あたりからの鵜飼船の停泊場

それに上の龍の正体がわかりました。長良川の観覧船のものでした。下は2019年10月のさわやかウォーキングで岐阜を歩いたときのものです。この画像は拡大画像はありません。

長良川鵜飼は御料鵜飼として皇室の保護のもとで行われており、鵜匠は宮内庁式部職という国家公務員とのことです。鵜匠家に生まれた男性しか就けない「世襲」だそうです。興味のある方は下のリンクからどうぞ。

古い町並み河原町〜岐阜駅前旧繊維問屋街

古い町並み、と言っても実際に古いわけではなく2000年代からまちおこしとして行われている事業のようです。お店もところどころに点在しているお菓子屋さんくらいです。

ということで、12時半もまわり昼食難民になりそうな気配です。

もともとの予定通り歩いて岐阜駅に向かい、途中なにかあるだろうとお店を探したのですが、結局柳ケ瀬まで何もなく、岐阜市のソウルフード(らしい…)の冷やしたぬきそばを13時半に食べることになりました。

「たぬきそば専門店 SOBA-BITO」というお店で、今、岐阜の冷やしたぬきでググりますとおすすめに入っている店でした。

毎度おなじみの「金神社」の金ピカ鳥居を見て、

境内の満開のナンジャモンジャを見て岐阜駅に向かいます。

以下、岐阜駅前の繊維問屋街の6枚です。すでにシャッター街となっていますので再開発の計画もあるんじゃないかと思います。おそらく近いうちに見られなくなる光景でしょう。

岐阜駅周辺はタワーマンションが増えてきていますので、ここもそうなるんじゃないでしょうか。

繊維問屋街からペデストリアンデッキに上がり、裏金ピカ信長像を見て岐阜駅に向かいます。目的の「岐阜城楽市」は素通りしただけの岐阜市散策でした。