国際芸術祭あいち2022 STILL ALIVE(8F)

前記事の「国際芸術祭あいち2022 STILL ALIVE」に続いて再度愛知芸術文化センターを訪れ8階の展示を見てきました。

画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。

ケイト・クーパー、笹本晃、ディードリック・ブラッケンズ

ケイト・クーパー

「X線画像のような身体の断片がくっきりと像を結んだりぼやけたりする動きを繰り返」す映像が流れていました。

笹本晃

壁にある障子は「二重の障子の間には疑似餌やスポンジなどが隠され」ています。右の濃い緑色の「扉には必要以上に多くののぞき穴が付いています」。

ディードリック・ブラッケンズ

「アメリカ史などの幅広いをテーマを扱い寓話や物語を題材にしたタペストリー作品」

百瀬文、リリアナ・アングロ・コルテス、モハンマド・サーミ

百瀬文

「左側の男性は、オペラの音源に合わせて口を動かし歌っているかのように振る舞い、一方、右側の女性は、男性の動きをモーション・キャプチャーでデータ化しつくられたCG映像」です。「サロメ」のヨカナーンとサロメに見える(だろうという)作品らしいです。

リリアナ・アングロ・コルテス

「Still Hair:アフリカ系住民のコミュニティでの髪型とケアの実践の伝統に関する共同プロジェクト」

モハンマド・サーミ

潘逸舟(ハン・イシュ)、シュエ ウッ モン、小寺良和

潘逸舟(ハン・イシュ)

「工場のなかで白い糸がゆらゆらと舞うハン・イシュの新作《埃から生まれた糸の盆踊り》(2022)は、愛知県西尾市にある林帯芯工場で撮影された」映像が流れています。

シュエ ウッ モン

小寺良和

荒川 修作+マドリン・ギンズ、メアリー・ダパラニー

荒川 修作+マドリン・ギンズ

「問われているプロセス/天命反転の橋」このコンセプトで実現されたのが「養老天命反転地」です。

メアリー・ダパラニー

バイロン・キム、アブドゥライ・コナテ、三輪美津子

バイロン・キム

アブドゥライ・コナテ

三輪美津子

三輪美津子さん、10階にも展示がありました。

ヤコバス・カポーン、渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)

ヤコバス・カポーン

3画面が1画面のように重ね合わされています。同時撮影されているわけではなさそうです。

渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)

「月」です。

ディムート・シュトレーベ、ミルク倉庫+ココナッツ

ディムート・シュトレーベ

8階のエントランスにあった作品。

ミルク倉庫+ココナッツ

屋外の8階から10階にかけての作品、10階からの写真です。

これで愛知芸術文化センター会場はひと通り見終えました。やはり、全体的にアートっぽさは感じられますが、こじんまりはしています。

それに、こうした現代美術系のものはひとつひとつをゆっくり鑑賞し、そして考えることができる環境で展示しないとよくわかりませんね。都会の狭っ苦しい美術館ではだめでしょう。愛知県はそれなりに広いんですから、こんな都会の真ん中の狭い建物の中でやらなくてもいいように思います。