1月8日のことでした。料理中に洗いものをしていましたら、何やら足元に水を感じるじゃありませんか?! 大変だ! 水漏れだ!
水漏れだ!
という事件があり、とにかく大騒ぎでした。
シンクの下の扉を開けますと、キッチンユニットのアルミの床面が水浸しです。さらに兄元に水が来るくらいですからキッチンの床にまで流れ出しています。
即座に玄関から飛び出し、PS の元栓を締めました。シンク下に止水栓があるじゃないかと思われるでしょうが、以前セラミックバルブを交換したことがあり、そのときに止水栓が固くて回らなかったからです。
ということで、それからしばらくは下の階に漏れなければいいがと願いながら、とにかくタオルで水を吸い取りまくったわけです。今では写真を撮っておけばよかったなんて考えてしまいますが、当然ながらそんな余裕などあるはずもありません。
ブレードホースが破れた
とりあえずは元栓を締めていますので兎にも角にも水漏れは止まったのですが、このままでは料理どころか洗面も風呂も使えません。シンク下の止水栓を締めるしかありませんので、ちょうど料理していたほうれん草を食べて頑張りました!
ちょっとネタが古かったでしょうか(笑)。
画像はかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。
左が給湯管、右が給水管です。右の給水管の止水栓がどうしても締まりません。なんとなく気配では原因は給湯管の方にあるようでしたので様子をみながら元栓を開けてみましたら、やはり給湯管側に原因があるようです。
なお、写真でベニヤ板の側面がみえているのは、本来は化粧板で隠れているんですが、その下のスペースを確認するために取り外しているからです。予想通り水が溜まっていました。
その後は手元の止水栓を開けたりしながら原因を探ったのですが、結局、下の画像の赤丸部分、ブレードホースと言うんだそうですが、その継ぎ手からだだ漏れでした。
考えてみればこのグニャッと曲げた取り付け方が原因ですよね。接続部分の片方に力がかかりすぎて破れたんだと思います。でもまあ20年ですので止むを得ないこともあるかもしれません。
ということで、その日から約1週間、冷たい水での料理洗いものでした(涙)。
みず工房タカギから LIXIL へ
まずは防水用テープで応急処置
まずは応急処置をと思い、自己融着テープを買ってきて巻いてみたんですがダメでした。幅が半分くらいになるまで引っ張って伸ばして巻いていくものなんですが、何度やってもまったく効果がありません。テープの問題じゃないですね。ブレードホースがメッシュになっていますのでテープを巻いてもメッシュの間から漏れてくるんだと思います。
タカギへ電話するも…
混合栓のメーカーはみず工房タカギという会社です。みず工房タカギというのは顧客完全囲い込み型企業ですね。下の写真のような浄水器付きの混合栓ですので、浄水器のカートリッジ交換を契約する、今でいうサブスクで稼いでいる会社じゃないかと思います。私は契約していません。
で、修理が出来るものかを聞かなくてはいけないのですが、実は、セラミックバルブを交換するために部品を購入しようと電話したときに本人確認まで要求された経験があり、鬱陶しいなあと躊躇してしまいました。
で、他の方法はないかなとサイト内を見ていましたら近くの契約会社がありましたので電話してみましたら、うちでは受けられないのでタカギの方へ電話してくれということで受け付けてもらえませんでした。
結局、覚悟してタカギへ電話するも、プッシュで顧客番号を入れても入れず、コールセンターにつながり顧客番号を伝えますと、どうやら浄水器契約をしていないと顧客とは認められないらしく、名前と住所を聞かれ、契約名と違うために本人確認までされ、まあそれでも修理は出来るということで金額は聞いたのですが、このままタカギで修理すれば、今後もこの鬱陶しさに悩まされるのかと迷い、一旦電話を切りました。
さようなら「みず工房」タカギさん
思い切って混合栓そのものを交換することにしました。
何でも自分でやってみることをモットーにはしていますが、そもそも止水栓も締められない実力では無理かなあ(笑)とあきらめて職人さんに頼むことにしました。といっても、友人に紹介してもらいましたので、部品屋から購入すると高くなるのでネットで買っておいてくれれば交換に行くよと工賃だけで取り替えてもらいました。
ついでに止水栓もハンドル付きのものに交換してもらいました。ありがとうございました。
シャワーも細かく優しくなりました。
20年もしますといろんなことが起きますね。