STAP/笹井さんと小保方さんが、発表の前に研究室をピンクに塗り替えたらしい…(中日新聞より)

時事ネタでも書いてみようかと「時事ネタ」カテゴリを作ってみました。 

その動機(というほどのことはなく、何となくですが…)は、今朝の中日新聞の政治欄の特集(のような)記事「STAP疑惑底なし」を読んで「へー」と思ったからです。

当然ながら、以下、STAP細胞の科学的な論点には全く触れていません(笑)。

まずは、もう少し文書量は多かったように思いますが、ほぼ同じ内容のネット記事がありましたのでリンクを貼っておきます。ただいずれリンク切れするでしょう。

つなごう医療 中日メディカルサイト | STAP疑惑底なし メディア戦略あだに

一部画像も貼っておきますが、何に「へー」と思ったかと言いますと、「演出」という項目が記事にあり、

笹井氏は小保方氏を大舞台に押し上げようと奮闘。会見に備え、理研広報チームと笹井氏、小保方氏が1カ月前からピンクや黄色の実験室を準備し、かっぽう着のアイデアも思いついた。文部科学省幹部は「笹井先生はうれしかったんだと思う。iPSが見つかるまでは、笹井先生が(山中伸弥京都大教授より)上にいた」。会見ではSTAP細胞の優位性が強調された。

と書かれています。

この記事が事実だとしますと、あのピンクの研究室も割烹着も笹井芳樹理研副センター長(と小保方さん)の仕込みだったことになります。つまり、30歳という、表舞台に立つ研究者としては若き「女性」を前面に出し、女性=ピンクや割烹着というジェンダーバイアスを利用すれば、きっとメディアは飛びつくだろうと考えたということになります。

実際に、メディアを含め、我々もその演出に釣られてしまったわけですが、あらためて考えてみますと、この点においては、だます方もだまされる方も、あの佐村河内事件(騒ぎ?)とほとんど同質なのではないかという気がしてきます。

笹井さんや小保方さんは、発表に当たって、研究室を一生懸命ピンクに塗ったんでしょうか? 業者に頼んだにしても、想像すると笑えてきますが、それにしても、この笹井さんという人も理研の広報も、さらには小保方さん自身も、これは裏返せば、結構な女性蔑視じゃないでしょうか。もちろんメディアも。

もうひとつ「へー」と思ったことは、「笹井先生が(山中伸弥京都大教授より)上にいた」というくだりで、科学者の世界での主導権争いや権力闘争みたいなことは、多分あるのだろうと想像はしますが、やっぱりそういうものなんでしょうか。

まあ、多分そうなんでしょう。

ということで、もう一度、上に貼ったこの記事の画像を見てみますと、何だか笑えてくるくらいに、このSTAP事件(騒ぎ?)のある一面がよく分かる人物相関図だと言えます。もちろん、この記事を書いた「STAP細胞問題取材班」という匿名の記者はそれを意図しているわけでしょうが…。

で、結局、この記事は事実なんでしょうか?