「らばQ」さんが、海外の掲示板 reddit に掲載されたホロコースト生存者への質問と答を紹介されています。
質問に答えているのは、1924年オーストリアのウィーンで生まれたヘンリー・フレッシャーさんという方で、当時16歳だったと語られています。
すべての答えがとても重いものですが、特に次の2つが印象に残りました。
Q: 看守は全てひどかったですか? あるいは中には人間らしさや同情する人もいましたか?
A: 兵士たちはみんな自分の仕事をしていました。兵士から同情された覚えはありません。
Q: 被害者を人間扱いしなかったり、殺したりがシステム化されていたと聞きます。聞けば聞くほど純粋に悪にも思えますが、看守をしていたナチスの人数を考えると、統計的に全員の気が狂っていたとは思いにくいのですが、質問です。
ノーマルな兵士に対してどんな思いでいましたか? 彼らに後悔や嫌々やっている兆候はありましたか?
A: 後悔は見たことがありません。ノーマルな兵士を1人も知らないし、見た覚えもありません。
これは、戦争が人間を変えるということとは違いますね。
私たちは誰もがアウシュヴィッツの看守になる可能性があるということだと思います。