2月11日の休日、ぶらぶらと散歩しながら名古屋市市政資料館へ行ってきました。正しい名称は「旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎」といい、名古屋市市政資料館はそこに入居しているということになるようです。国の重要文化財です。
正面階段
今やすっかり全国区となった「名古屋市市政資料館」ですが、そうなる前はいつも駐車場はがら空きでしたし、写真を撮っている人など見かけたことはありませんでした。そういう私も中へ入ったのは初めてです(多分…)。

背景が青空ですときれいですね。クリックしますと元画像を表示しますが、いつもとはカメラが違いますのでやや質が落ちます。
Bariston, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
全景はウィキペディアの画像から。

正面階段。1つ目の階段を上がって二階、さらに上がると三階です。

二階から三階へ。この階段室は紅白でも使われていたみたいですね。

天井もステンドグラスです。
二階、三階

三階から二階エントランスです。

「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」大正11年完成とあります。明治憲法下では、今でいう高等裁判所、地方裁判所と、もう一段階、区裁判所があったようです。

館内マップが置いてありました。要返却です。
2階、3階は下図のようになっているとのことです。名古屋市のサイトからです。


回廊になっていますのでぐるぐる回っていますと自分がどこにいるのかわからなくなります。

3階の「第2常設展示室(復原会議室)」内装が重要文化財に指定されているそうです。内装って何を指しているんでしょうね。

その解説がありました。

3階の「第3常設展示室(名古屋の近代建築史)」に展示されている模型です。これは御園座です。カッコいいですね。正面だけでもこれを再現すればよかったのにと思います。

これは「いとう呉服店」、松坂屋ですね。


3階の「第11常設展示室(陪審法廷復原)」今でいう裁判員裁判というものがあったんですね。詳細は画像をクリックして解説を読んでください。

3階の「第8常設展示室(明治憲法下法廷復原)」クリックしてもらうとわかりますが、裁判官の左端の同じ壇上に検事が座っています。弁護人は右下です。恐ろしいですね。



いずれも3階の「第4常設展示室(名古屋市の歩み)」です。
見出しに「二階、三階」と書きながら二階の写真は一つもないですね。何があったんでしょう(笑)。
一階、留置所

これは二階じゃなかったかと思いますが、通路です。



一番下の写真は独居房、狭いですね。写真は撮っていませんが雑居房もありました。
ということで、名古屋市市政資料館を堪能した休日でした。
なお、3Dのバーチャルツアーができるサイトがあります。