自然あふれる永保寺と美濃焼祭で歴史文化ある伝統工芸を満喫しよう

さわやかウォーキング、先週の幸田に続き多治見です。なんと、わずか1週間前は熱中症一歩手前になるほどの過酷なウォーキングでしたが、今回はややひんやりするほどで、歩けば「さわやかウォーキング」そのものの絶好のウォーキング日和です。

画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。

多治見駅〜永保寺

10時、多治見駅到着です。名古屋駅から中央線の快速で約40分、近いです。岐阜県です。

改札を出ましたら南北のコンコースでイベントの準備をしていました。「美濃焼祭」というようです。7、8、9日と連休期間中開催されています。

列車が止まっている向こうが今出てきた多治見駅で、そこから左に伸びているのが南北のコンコースです。今いるところはJR貨物の敷地内で、今日は特別に一般に解放されていました。列車は太多線、ここ多治見から美濃太田を経由して岐阜まで伸びている路線ですが、よくそのホームからこの敷地内でコンテナを移動している作業を見ていたところです。

敷地内ではJR貨物のイベントが行われており、コンテナの中に入ることも出来ます。内っ側はベニヤ張りでした。4畳半くらいの印象です。

貨物のプラレールも展示されていました。

しばらく待っていましたら、コンテナを積んだ貨物が向こうからやってきました。機関車は奥の方ですので車で言えばバックしてきているということです。機関車が見えるまで待ちきれず立ち去りましたが、きっと「桃太郎」でしょう。

多治見駅から北に虎渓山永保寺へ向かいます。

何度撮ったかわからない案内看板と虎渓山永保寺の石柱です。北から入ります。

永保寺〜虎渓公園

永保寺」からいただいたマップです。マップの下側の中央線を渡って入り続芳院の角を左に曲がり黒門から境内に入ります。

黒門です。

国宝観音堂(水月場)です。

桁行三間、梁間三間、一重裳階付、入母屋造、檜皮葺で水月場とも観音閣とも呼びます。夢窓国師が虎渓に来られて1年、正和3年(1314年)40歳のときに建立されもので、禅宗の伽藍の中では一番大切な仏殿すなわち本殿のことです。

虎渓山

正面観音開きの桟唐戸には上半に精巧な美しい花狭間の組子がはめこまれています。また須弥壇の上の岩窟式厨子には県の重要文化財に指定されている聖観世音菩薩の坐像が本尊として納められています。

(同上)

開帳されていましたが暗いですしズームして撮りましたのではっきりとは撮れていません。

庭園の池をはさんだ観音堂。たくさん人が橋を渡っています。ウォーキングではない人々も多かったです。

こちらも国宝の開山堂(僊壺堂)。

1352年、足利尊氏が建立したと言われているそうです。

永保寺の裏山のようなところ登って虎渓公園に向かいます。これが結構きついのです。

虎渓公園に到着、少し早い昼ご飯です。公園が少し荒れています。

虎渓公園〜オリベストリート〜多治見駅

虎渓公園から緑の中を下ります。

国道19号線を歩道橋で渡ります。

土岐川です。

オリベストリートに入ります。お祭りのときにウォーキングが企画されることが多いのですが今日はなにもやっていないですね。「美濃焼祭」はまた違ったお祭りなんでしょう。

陶都創造館、いまスープ皿を探していますので寄ってみたのですが、これというものは見つかりませんでした。

再び土岐川を渡り、多治見駅に向かいます。

土岐川を渡りますと、毎回うなぎを焼く煙に燻される交差点です。今日はうなぎじゃなく、別の店からのなにか魚を焼く煙に燻されました。

なんとなく昔の街道筋を思わせる三叉路の辻、床屋さんですね。毎回撮っています(笑)。

今日はゴールが駅ではなく駅南側に新しく出来た商業施設のようです。プラティ多治見、まだ完成したばかりのようです。

ペデストリアンデッキで駅直結です。

タワーマンションも直結で、名古屋まで40分、悪くはないですね。

多治見駅コンコースに戻ってきました。

13時10分、10時スタートでしたので約6.5kmを約3時間、JR貨物や永保寺の見学、そして昼ご飯を含めてです。今日の気候でしたら、10kmくらいはないと物足りないですね。