古の旅情を詠む中山道と恵那まちなか市をめぐる

さわやかウォーキング、昨日の段階では関ヶ原の「家康公出陣!天下分け目の決戦地と中山道垂井宿を巡る」コースを予定していたのですが、朝起きましたら雨予報が出ていましたので、中央線の武並恵那コースのほうが雨確率は低いだろうとこちらを選択しました。

関ヶ原のほうがどうであったかはわかりませんが、こちらは雨に降られることはありませんでした。約10.9km、3時間コースです。

画像は枚数が多いですのでかなり画質を落としています。クリックしますとオリジナル画像を表示しますが、かなり容量がありますのでご注意ください。

武並駅〜藤村高札場

名古屋から約1時間、10時23分武並到着です。

武並駅、無人駅ですね。

結局降らなかったんですが、ちょっと不安になる空模様です。このコースは何度も歩いていますのでおおよそ先の予想がつきます。この先右に入りますと緩やかな上りでそれなりにきつくなります。

国道19号線の歩道橋を渡ります。

マップでは藤村高札場東屋となっている休憩所からの田園風景、西になります。かなり青空が広がってきました。ここから旧中山道に入り、少し東に向かいますと藤村高札場があります。

藤村高札場です。この区間100mくらいは車道になっていますが、すぐに右の脇道に入りしばらく坂が続くはずです。

藤村高札場〜槙が根追分

マップ左端の旧中山道あたりが藤村高札場です。

黒すくも坂あたりだったと思います。

金木犀がすごい! 多少風がありましたので風下にいかないと匂いません。

石畳ですが新しいものです。

ぼたん岩、岩が牡丹の花のように幾重にも重なっているような岩です。影の陰影でわかりにくいのですが、クリックして拡大しますとなんとなくわかると思います。右下です。

紅坂一里塚、街道の両側に高さ2mくらいに土が盛られています。

秋です。すすきとセイタカアワダチソウ? もう外来種ではなくなっていますね。

のぼりが裏になっていますが武並町とあります。町のみなさんが休憩所をひらいていらっしゃいました。

こんな感じで緩やかな坂が続きます。

槙が根追分です。江戸と京を結ぶ中山道とそこから名古屋、そして伊勢へと向かう下街道の分かれ道です。全景を撮り忘れていますが、このあたりには多くの茶屋があり、槙が根立場とか槙が根茶屋と呼んでいたそうです。もちろん今は何もありません。

槙が根追分〜大井宿

槙が根追分から1kmくらい進みますと西行の森、桜百選の園という石碑が建っています。桜の木の向こうの人が歩いているあたりです。

雨雲も消えて秋の青空です。

西行の森の休憩所です。ここでは栗きんとんのお店の方がお茶のサービスと栗きんとんの販売をされていました。ここでお昼です。少し進めば落ち着いて食べられるところもありました。

休憩所の横にある槙が根一里塚、ひとつ前の紅坂一里塚から約4kmということになります。

西行の供養塚、このあたりで入寂した伝説があるそうです。

先を横切っているのは中央線です。それを越えれば大井宿、恵那です。

その途中、中央高速脇を歩くのですが、渋滞 6km 45分の表示が出ていました。停滞ですね。

中央線、1車線なのはここ数kmは上下線が別れて走っているからです。

恵那に入った5差路の交差点、なぜ撮ったのかはわかりません(笑)。

大井宿〜恵那駅

大井宿、恵那の市街地に入ります。

昔の街道の雰囲気があります。写真の右側には中野観音堂というお堂もあり、実際には写真で見るよりも雰囲気があります。

宿場町風の街並みに入ってすぐ、中野村庄屋の家とあります。

恵那まちなか市というお祭りをやっており、ここはまだ入ったばかりですが、先はかなり賑わっており人混みで渋滞しているところもありました。まあ出店で道が極端に狭くなっていたからですけどね(笑)。

恵那駅、ゴールです。恵那テラスに寄る予定が、電車の時間が近づいていましたのでパスとなり13時28分の電車で帰りました。

約10.9km、お昼込みで約3時間でした。